オシリペンペンズ、豊田和志と阿佐ヶ谷Rojiで写真展開催
オシリペンペンズと写真家の豊田和志氏による写真展<Sign>の開催が発表された。
今回の展覧会は、阿佐ヶ谷Rojiにて7月29日(月)~8月5日(月)まで実施される(※8月4日(日)は休み)。また8月3日(土)には、オシリペンペンズによるアコースティックライブおよび、オシリペンペンズ×豊田和志によるトークも行われる。尚これは、オシリペンペンズ20周年も兼ねたイベントとなる。
オシリペンペンズの石井モタコ、豊田和志から、それぞれ挨拶のメッセージも届いている。
■【挨拶】
写真展をしようと思った経緯を話します。ペンペンズは結成して今年で20年目を迎えました。「人に好かれる様なことはするな」と言い合いながら活動してきたのもあって、改めて自分のライブを写真や映像で見直すということが嫌で嫌でたまらない時期が長く続きました。そんな折、2018年秋に写真家の豊田和志氏と出会い「ペンペンズの写真を撮りたい」という申し出がありました。自分が10キロ減のダイエットに成功した時期でもあったので「今ならいいかも」と思い快諾したのです。豊田氏は根気強く付き合ってくれました。正直、地獄みたいなライブの日もありました。無償で大阪までも来てくれました。豊田さんが撮ったうちらの写真を見て思ったのは「豊田さんはペンペンズをアーティストとしてしっかりと扱ってくれてはる」ということです。近すぎず、遠すぎず。「飯の写真は飯を喰って味を感じてからは撮れない、皿を写すしかない」という歌の詞を思いつきました。
そんな人が近くにいるのを感じれるので、ライブに対しても「もっとストイックにせな」と思えるようになったのです。仲間はメンバーしかおらんと思ってたけどそんなことなかった、と改めて思い直しました。それは長いことやったこと込みでわかったんやと思います。豊田さんはライブごとに写真をメールで送ってくれます。それらを自分らだけで見るのもいいけどちゃんとした形で多くの人にも見せたいと思うようになりました。それで写真展ってなったのです。
そんなんで写真を見て「こいつらもちょっとの角度でちゃう見え方があるかも」って思わせれたらあなたにとって今年はスカム元年やと思います。写真から音楽を感じる!何かが聴こえる!とかそういう妖精的なことが僕は大嫌いです。期間中に俺も自分のことちゃんと見れたらそれはなんかの成長です。あなたも豊田さんの写真を通してなんかあれば。無くても風が通りすぎたと思ってもらえれば。
(石井モタコ)
◆ ◆ ◆
とがり続ければなにかに刺さる。
19歳の僕に、33歳の僕に、ペンペンズは突き刺さった。
(豊田和志)
※photo by Kazushi Toyota
■オシリペンペンズ×豊田和志写真展『Sign』
場所:阿佐ヶ谷Roji
オープン時間:19時~25時
(RojiはBAR営業してるので注文をよろしくお願いいたします)
8月3日(土)「ライブ&トーク in Roji」
オシリペンペンズ(アコースティックライブ)
オシリペンペンズ×豊田和志トーク
Open19;00/Start19:30
charge:¥1,500+1drink
定員25名
予約用アドレス:rojiasagaya08@gmail.com
この記事の関連情報
オシリペンペンズ、20周年イベント開催決定「僕たちは若者から老人になりました」
映画『ハード・コア』のロボオ(中:石井モタコ)、レッドカーペットで一際目を引く
オシリペンペンズ、新曲「青春もう少し」MV公開
オシリペンペンズ、東京をテーマにしたニューAL『クリスタルボディ』8月発売
オシリペンペンズ、初のインストアルバム『天使かな妖精かな』発売
石井モタコらによる手ノ内嫁蔵、“とある街”をテーマにした初のコンセプトALを8月リリース
奇才対決、オシリペンペンズ × オオルタイチ@難波BEARSが決定。
オシリペンペンズ石井モタコらによるバンド「手ノ内嫁蔵」、7インチ盤を本日リリース。
【ライブレポート】オシリペンペンズ、最低で最高のU.F.O.CLUB公演