『ボヘミアン・ラプソディ』の脚本家、ニール・ダイアモンドの自伝ミュージカルを執筆

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ニール・ダイアモンドの楽曲をふんだんに使い、彼のバイオグラフィー的なショウとなるブロードウェイ・ミュージカルが制作されることになった。

◆ニール・ダイアモンド画像

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』『春のめざめ』、グリーン・デイの『American Idiot』などのミュージカル作品を手掛け、『春のめざめ』でトニー賞ミュージカル演出賞を受賞したマイケル・メイヤーが監督し、クイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』の原案/脚本を務めたアンソニー・マクカーテンがストーリーを執筆するという。

マクカーテンは、スティーヴン・ホーキング博士の伝記映画『博士と彼女のセオリー』(2014年)、ウィンストン・チャーチルを主人公とした『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017年)でアカデミー賞の候補に挙がり、『博士と彼女のセオリー』で英国アカデミー賞の英国作品賞と脚色賞を受賞。『ボヘミアン・ラプソディ』では、受賞を逃したが、英国アカデミー賞英国作品賞にノミネートされた。

ダイアモンドは、彼のミュージカルが制作されるにあたり、「僕はずっとブロードウェイを愛してきた。初期の曲の多くが、『ウエスト・サイド物語』『マイ・フェア・レディ』『屋根の上のバイオリン弾き』のようなショウからインスピレーションを得ている。だから、グレート・ホワイト・ウェイ(ブロード・ウェイの一区域の愛称)に僕の曲を持ち込むのはピッタリなように思う。この素晴らしいチームと仕事ができるのは光栄で、エキサイティングだ」と、コメントしている。

マクカーテンは、子供のとき住んでいた家の暖炉の上にはローマ教皇と並びダイアモンドの写真が飾られており、ダイアモンドの音楽が常に流れていたと言い、このプロジェクトのオファーが舞い込んだときには大喜びしたという。

タイトル、キャスト、上演日等の詳細は今後、明かされる。

Ako Suzuki
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