【インタビュー】Super Break Dawn、疾走感溢れるダンスチューンとセンチメンタルなバラードの夏ソング「SUMMER DELIGHT/線香花火」
■MVはプールサイドで遊んだりキッチンで料理したりして
■パーティーをしているような内容になっています
――今作のMV撮影についてもお聞きしてみたいのですが。
KOHEI:今回は高級ホテルや誰かの別荘へバカンスに行ったようなシチュエーションで、プールサイドで遊んだりキッチンで料理したりして、パーティーをしているような内容になっています。
HIRO::メイクさんに怒られたよね(笑)。水鉄砲で遊ぶシーンがあるんですが、みんなテンションが上がっちゃって、ヘアメイクとか気にせずに本気で水をかけあっちゃったんです。この後も撮影は続くのに(笑)。
TAKUYA:ギリギリのところで「ちょっとやめてくださーい!」ってストップがかかった(笑)。
KOHEI:あと、料理作ってテーブルに並べて、乾杯してみんなで騒ぐみたいなシーンもあるんだけど、その料理って見栄え重視になっているから、ほぼ食べられなかったんです。いくつかは食べても大丈夫だよっていうのがあって、それを頑張って食べながら間をつないでいたんですが、時間が経っているから全然美味しくなくて(笑)。
KOTA:思い出しただけでしんどい(笑)。
KOHEI:カマンベールチーズとかね。かなりヤバかったけど、カメラが回ってるから顔には出せないっていう。俺とKOTAが食べたんですけど、あれは正直大変でした。
KOTA:これまでのMVってリップシーンとダンスシーンだけだったんですが、今回は料理をしたりビリヤードをやったりっていう、俺ら自身が楽しんでいるっていうパーティーシーンも見所になっています。
HIRO:ビリヤード、めっちゃ下手やったよね(笑)。かなり撮り直しましたから。
▲「SUMMER DELIGHT/線香花火」TYPE-A
▲「SUMMER DELIGHT/線香花火」TYPE-B
――ビリヤードはプレイヤーとしてのシルエットも大事ですからね。
KOHEI:監督さんにかなり教わりながらやりました。
TAKA:めっちゃ楽しかった。
KOHEI:結局みんな普通に楽しんでいたしね。
――じゃあ今後は、プライベートでもバッチリ楽しめそうですね!では「線香花火」のMVについてはいかがですか?
TAKA:まだ撮影はしていないんですが、たぶん「Silent Snow」のような感じで、役者さんに入っていただくストーリー系のものになるんじゃないかなと思っています。
KOHEI:こういう歌詞の世界観って、実際に細かいところまで経験したことがなくても想像がしやすいんじゃないかなと思うんですね。だからきっと聴いた方も感情移入ができるというか、共感してもらえる部分が大きいんじゃないかなと思います。
――線香花火は実際にやったことがありますか?
TAKUYA:あります、あります。
HIRO:小さい時とかよくやってた。
KOTA:僕は高校の時も、みんなで集まってやっていましたね。
HIRO:誰が一番長く持つかとかね。
KOHEI:そうそう。花火のセットみたいなものを買うと、必ず線香花火が入ってるから最後の最後でやっていた気がします。
TAKA:最後にやるよね、線香花火は。
KOHEI:お祭りの終わりみたいなイメージもあるし。今って手持ちの花火はやれる場所が限られているけど、やっぱり夏の風物詩でもあるし、なくてはならない日本の文化のひとつだと思うんですよね。特に線香花火って、日本人の心と言っても過言ではない気がするし。
▲KOHEI
――確かにそうですね。花火といえば、地元のお祭りなどを思い出す方も多いと思います。
KOTA:僕、地元の祭りには今でも行っていますよ。小学生の頃からずっと行っているし、その頃からの友達と行っていろんなこと振り返ったりして。花火大会も毎年行きます。結構大きな花火大会だけど、昔からの穴場の場所で、家族ぐるみの付き合いをしている友達と楽しんでいます。
TAKUYA:僕も、小学生の頃からずっと地元のお祭りには行っています。友達とみんなで顔合わせて、花火して夜まで遊んで。
――お祭りの夜なんて特にそうだと思いますが、夏の夜ってちょっと切なさを感じたりする一方で、すごく開放的な気分になったりもしますよね。
KOHEI:ありますね。あと空気の感じっていうか、気温が高くてジメッとしているんだけど、なんかいい風が吹いたりするじゃないですか。あれがきっと人をダメにしていくんでしょうね(笑)。
――ハメを外したくなっちゃうみたいな(笑)。
KOHEI:子供の頃って、夜遅くまで起きていたりすると、いけないことしてる気がしてちょっとドキドキしちゃっていましたよね。大人になると、仕事なんかで朝になっちゃうことは普通にあるけど。
TAKUYA:確かに。
TAKA:僕は大人になった今でも徹夜とかあまりしないです。寝ないとストレスが溜まっちゃうんで。占いでも言われたんですよ。寝ないとストレスで死んじゃいますよって(笑)。
KOHEI:(笑)。でも子供の時の、あの冒険しているような気分はさすがにもう味わえないなと思っちゃいますね。大人になると。
▲KOTA
――だからその分、こうやって音楽でタイムスリップしたり、新しい思い出をその曲とともに刻んでいったりするのかなとも思います。皆さんにも、夏といえばこれ!というような思い出の曲はありますか?
TAKA:僕はダントツ「夏色」ですね。ゆずさんの。
KOHEI:僕が聴きたくなるのは、ZONEさんの「secret base~君がくれたもの~」。厳密に言うとアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のエンディングテーマの楽曲なんですが、夏になると聴きたくなって、アニメを観ては泣いています。
――桜もそうですが、その季節に聴きたくなる曲って、意外と流行りとか時代は関係なかったりしますよね。
KOTA:確かに、それはありますね。
TAKUYA:この「線香花火」、そして「SUMMER DELIGHT」も、誰かにとってのそういう曲になっていけばいいなと思います。
――そのためにも今各地でリリースイベントをやって、まずはお客さんに生で聴いていただいていると。
KOHEI:はい。今のところはまだ今回の曲は「SUMMER DELIGHT」だけなので、イベント全体を通して、お客さんみんなに楽しんでもらえるようなセットリストを組んでやっています。前作の「Blood in Chains」はどちらかというと見せるとか聴かせるっていうタイプの楽曲だったと思うけど、今回は一緒に楽しもうって曲だから、反応もかなりダイレクトに感じられるんですよね。僕らも思い切り楽しみながらやらせてもらっています。
HIRO:ショッピングモールなどで歌っていると、場所によっては2階からもお客さんが見てくれていたりするんですね。いろんなところから注目されているなと思うと、気持ちもさらに入るというか。
KOTA:パフォーマンスのやりがいもあります。ライブハウスはライブハウスの良さがありますが、ああいう開かれた場所だとこっちも開放的になるし、遠くから見ているお客さんにアピールして反応が返ってくると、それがまたすごく嬉しい。
TAKUYA:もうそろそろ「線香花火」も歌い始めると思うんですが、僕自身、この曲が入ったセットリストもすごく楽しみなんです。歌詞がすごく切ないし、僕らの歌やパフォーマンス自体、同じ夏の曲でも全然タイプが違いますからね。
――発売日は、名古屋でのリリースイベントが予定されています。KOTAさんとHIROさんの地元ですね。
KOTA:残念ながら僕は4歳までしかいませんでしたけど(笑)、記念すべき発売日ですからね。名古屋でのイベント、楽しみたいなと思います。
HIRO:地元でライブができるのはやっぱり嬉しいです。その後も色々と続いていきますので、みんなぜひ遊びに来てください!
取材・文●山田邦子
リリース情報
2019年7月9日発売
TYPE-A 品番:UMCT-0358
TYPE-B 品番:UMCT-0359
価格\1,000(+TAX)
[CD]
1.SUMMER DELIGHT
2.線香花火
ライブ・イベント情報
●7/8(月)東京 タワーレコード渋谷店 5Fイベントスペース
●7/9(火)愛知 名古屋パルコ 西館1Fイベントスペース
●7/10(水)岐阜 アクアウォーク大垣 1Fアクアコート
●7/12(金)埼玉 大宮アルシェ 1Fイベントスペース
●7/13(土)東京 JOL原宿 2Fイベントスペース
●7/14(日)愛知 イオンモール大高 3Fタワーレコード前イベントスペース
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