黒木渚、ヤクルトレディからインスピレーション受けた小説『呼吸する町』刊行

ポスト


黒木渚が、自身4冊目となる小説『呼吸する町』(単行本)を光文社より7月18日(木)に刊行することを発表した。小説宝石で掲載された3話に新しい1話を加えた全4話の連作短編集となっている。

◆小説『呼吸する町』画像

今作は本人曰く、ヤクルトレディからインスピレーションを受け執筆した作品で、乳酸菌飲料「ラクトル」の配達員であるラクトママ達を中心に一つの町で起こる様々な人間模様が描かれている。なお黒木渚が描いた登場人物のイラストやキャラクター、カバー画像も同時公開された。

▲東大寺春子、56歳。ラクトママになって25年目のベテラン配達員


▲坂口あゆみ、28歳。昼はラクトママ、夜はガールズバーで働くシングルマザー


▲楽井マチコ、36歳。明るく脳天気な楽井家に嫁ぎ“ラッキーマチコ”となる


▲葵、37歳。妊活7年目。新商品のラクトルWに“受胎菌”が入っているという噂を聞く




また只今より6月28日(金)23:59まで黒木渚のECサイトでは、FC限定で『呼吸する町』のサイン本(ラクトルボールペン付)の予約販売を数量限定で開始。興味のある方は、チェックして欲しい。

  ◆  ◆  ◆

■本人コメント

国民的な乳酸菌飲料『ラクトル』

配達員であるラクトママたちは、毎朝バイクに乗って家々にラクトルを届けます。これは、一丁目から四丁目を担当する4人のラクトママと、そこに暮らす人々の物語です。ラクトルに溶け込んだいろんな生活、悩み、思想、幸せを覗いてみましょう。

人を見つめると町が見えてくる。
菌を見つめると宇宙がみえてくる。

不思議なことに、菌の世界って驚くほど人間の世界と似ているんです。もしかすると、この世はでっかいラクトルなのかもしれませんね。

  ◆  ◆  ◆

■小説『呼吸する町』

発売日:7月18日(木)
定価:1,600円(税込1,728円)
ISBNコード:9784334912918
判型:四六判ハードカバー
ページ数:248ページ(予定)

『呼吸する町』関連URL
https://store.emtg.jp/shop/products/detail.php?product_id=19472

この記事をポスト

この記事の関連情報