元Pファンクのメンバー、アンプ・フィドラーが奇跡のライブセットで表参道VENTに登場

アンプ・フィドラーは、過去にはパーラメント、ファンカデリックといった偉大なるソウル／ファンクバンドに参加し、JディラにAKAIMPC60の使い方を教えて、プリンスからシールまで幅広いミュージシャンのために作曲や録音を共にしてきた才人だ。

ムーディマンやセオ・パリッシュのキャリア初期からのコラボレーターでもある孤高のミュージシャン、アンプ・フィドラーが表参道VENTに登場し、7月11日にライブセットを披露することとなった。

アンプ・フィドラーのキャリアは、ソウル／ファンク〜ヒップホップ〜ハウス〜テクノといった豊潤なデトロイトの音楽史を体現するかのような輝かしいものである。80年代からプリンスやジョージ・クリントンの作品に参加。90年代にはヒップホップやハウスの作品も手がけるようになり、かのJディラにサンプラーを使ったビートメイクのやり方を教えていたのもアンプ・フィドラーなのだ。

2000年代に入ってからは、ムーディマン、セオ・パリッシュ、3チェアズ、デトロイト・エクスペリメントからスキューバ、ホセ・パディーヤ、ホセ・ジェイムスまで幅広いジャンルのミュージシャンの作品に参加してきたことで知られている。もちろん自分自身の作品も素晴らしく、過去にリリースした5枚のソロアルバムも非常に評価が高いのはご存知の通り。2018年にはムーディマン率いるMahogani Musicからリリースした現時点での最新作『Amp Dog Knights』はジャンルを超えて各地で大絶賛されてきた。その後も人気のファンクバンド、ウィル・セッションズとのコラボアルバムを2作立て続けにリリースしている。

現代のダンスミュージックのゴッドファーザーともいえるアンプ・フィドラーによる奇跡のライブセット東京公演は表参道VENTにのみで今回行われる。グルーヴの真髄を味わえる貴重な一夜を体験しない手はないだろう。



◆VENT オフィシャルサイト