世界が酔いしれる極上の歌声、ヴィンセント・ニクロ
端正なルックスと圧倒的な歌声で多くの人々を魅了し、新たな「音楽の貴公子」として地元フランスで絶大な人気を獲得しているのが、Vincent Niclo(ヴィンセント・ニクロ)である。
パリ生まれの彼は、フランク・シナトラやビー・ジーズ好きの父親とオペラ好きの母親の影響により、幼い頃から「シンガーになることを志していた」という。そして5歳の頃からステージに立ち、6歳の頃には「どんな場所でも歌える機会があるならば、何でもしていた」そうだ。そして10代の時に偶然耳にしたルチアーノ・パヴァロッティの「誰も寝てはならぬ(Nessun dorma)」で衝撃を受け、「自分も彼のように人を圧倒させるヴォーカリストになりたい」と思うようになった。
その後、パリ・オペラ・カンパニーで腕を磨きながら、その端正なルックスを活かしモデル活動も開始させた。さらに、『ウエスト・サイド物語』など数多くのミュージカルにも登場し、実力をつけたところで、セリーヌ・ディオンと出会うことになる。セリーヌ・ディオンは「あなたはこれまで出会ったヴォーカリストとは異なる才能を持っている。ストレートに心に響く声」とその歌声を絶賛し、これをきっかけに、彼女のツアーで共演が実現することとなった。その後も、イル・ディーヴォ、マイケル・ブーブレをはじめ、プラシド・ドミンゴ、シャルル・アズナブールなどそうそうたるミュージシャンたちとコラボレーションを果たし、人気を博した。
結果、これまでフランスでリリースしたアルバムの総売り上げはミリオンを突破し、10ものプラチナ・セールスを獲得している。これまで行われた全仏ツアーも圧巻のソールドアウトを記録しており、会場には真紅の薔薇を抱えたファンが殺到し人気は社会現象化している状況だ。
そんな彼が、2019年より世界を視野に本格的に活動をスタートさせた。2019年末よりスタートしたサラ・ブライトマンのワールドツアーにゲスト出演をしており、4月15日から始まったジャパン・ツアーでもパフォーマンスすることが決定している。その端正な歌声とルックスで世界を魅了しはじめたヴィンセント・ニクロは「歌い続けることが自分の人生の使命」と語っている。魂のこもった美しい声が日本公演でも響き渡ることだろう。なお、4月23日&24日の横浜アリーナ公演では、X JAPANのYOSHIKIがゲスト出演することも発表されている。
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