マイクロ・テック・ハウスの代名詞、Akufen来日

本人の代名詞とも言えるカットアップスタイルのマイクロハウスを武器に、21世紀型のハウスミュージックを提示してきたAkufenが4月26日、表参道VENTに初登場を果たす。

Akufenはカナダの音楽家マーク・ルクレールによるプロジェクト。狂気的なカットアップスタイルのマイクロハウスが特徴的だ。彼の作り出す音楽はまるで、エレクトロニック・ミュージックのミニマリストのための音楽であり、ハウスミュージックをよりファンキーなサウンドへと昇華させてきたことで知られている。

2002年にForce Inc.Music Worksからリリースされた1stアルバム『My Way』では2,000以上のサンプルを使用しており、その年のResident Advisorの年間ベストアルバムの第15位に、2015年にはThumpによる史上最高のダンスアルバム特集にて81位にも選出された傑作となった。2003年には自身のレーベルMusique Risqueeを立ち上げてからも、Horror Inc.、The Stowawayといった名義を使い分けながらコンスタントに作品をリリースをし続けており、2019年にはNachtbrakerの主催するQuartet Seriesからのリリースも予定している。

まさに広義なミニマルハウスシーンを支えてきた最重要アーティストのひとりと言えよう。カナダ・モントリオールから世界に発信するフェスティバル＜Mutek＞に初期から携わっており、Perlonレーベルのファミリーの一員として世界ツアー＜Superlongevity＞にも参加するなど、人気、実力ともに高い鬼才のVENT初公演は見逃せない。



◆VENT オフィシャルサイト