妥協のないDJセットとプロダクションで絶大な影響力を誇る名門レーベルの総帥スティーヴ・バグ来日

移り変わりの激しいエレクトロニック・ミュージックシーンにおいて、彼のようにオリジナリティを持ってシーンの最前線を突き進んできたアーティストもなかなかいない。DJ、コンポーザー、プロデューサー、レーベルオーナーとして20年以上に渡ってこの音楽ジャンルを革新してきたスティーヴ・バグが、3月9日の表参道VENTに登場する。

一切の妥協のないDJセットとプロダクション。そして絶大な影響力を誇る自身のレーベルPoker FlatやAudiomatiqueなどを運営してきたスティーヴ・バグ。常に献身的で、エネルギーに溢れ、イノべイティブであり、世界で最も知られたDJの一人であることに責任感を持ち、ファンや他のアーティストから絶大な信頼を受けていることから、Resident Advisorは彼のことを“テクノのジェントルマン”と呼んだこともある。

テクノとアシッド・ハウスが全盛期のドイツで育ってきた彼は、非常に優れたDJスキルと鋭敏で革新的な耳を持っており、90年代に周りではやっていたトランスやよりハードなダンスシーンという道を歩まず、よりフレッシュでハイブリッドなディープハウスやアシッドサウンド、ミニマルなエレクトロニック・ミュージックの道を選んだことで知られている。

この音楽ジャンルの中では稀だが、20年間のキャリアの中でコンスタントにアルバム作品もリリースし、2018年のPoker Flatからのアルバム『Paradise Sold』はMixmag誌に「エレガントな多幸感」を持つアルバムと絶賛された。コンスタントに世界中のツアーを続けており、今でも並外れた才能をもつアーティストとして活躍している。シーンに君臨する真のマスター、スティーヴ・バグのパフォーマンスは注目に値するだろう。



◆VENT オフィシャルサイト