【インタビュー】バーンアウト熊谷はどんな人物?メンバー歴14年の石川&廣瀬に聞いてみた

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▲BURNOUT SYNDROMES/『明星』

■歌詞を見ながら泣いちゃって
■こいつには絶対に勝たれへん

──職人・熊谷さんによる『明星』が完成したわけですが、そのなかで特に好きな曲は?

石川:群を抜いて「国士無双役満少女」(9曲目)ですね。麻雀を歌にするっていうのは、どうしてもコミカルになるなって思ってて。「麻雀を題材にして歌を作りたい」っていうのは聞いたことがあったんで、どうなんねやろって思ってたんですけど、僕が思う麻雀の楽しいところは残っていながら、それでいて聴いた人の心がまっすぐ上を向くような曲になっているのがほんとに天才やなって思いました。

廣瀬:僕は「SPEECH」(5曲目)です。デモが届いた日に歌詞を見ながら泣いちゃって。そのときの気持ちを大切に、ドラムのレコーディングでもそういう感情を出しました。最後に暴れまくるフレーズもあって、おもしろい表現ができたかなと。


──どの曲もそうですけど、何を見て聴いて生きてきたらこんな歌詞が書けるんだろうって思います。

廣瀬:視点がすごいですよね。

石川:アルバムの制作と同じタイミングで、僕も曲を作ってみたんです。歌詞は熊谷くんに見てもらって、添削が入るんですけど、わからないことも多くて。辛いなと思いながらもがんばって書いてるときに、彼から新曲のデモが届くんですね。彼が作った歌詞を見た瞬間に、もう歌詞書くのやめようって思うくらい全部が素晴らしくて、めちゃくちゃ嫌でした(笑)。送られてくるたびに、こいつには絶対に勝たれへんなって思うんです。でも、熊谷くんは「がんばりいや。俺から見たらまあまあええで」ってほめてくれて。

──前回の石川さんソロインタビューで、「Melodic Surfers」(『孔雀』収録)のラップの部分の歌詞はすごく苦労したって言ってましたよね。

石川:そうなんです。ちなみに、今回作ったのもラップの曲なんですよ。

──12月の初アコースティックワンマン(2018年12月9日東京・下北沢LIVEHOLIC)で披露していた曲ですか?

石川:それです。まだどこで発表するかはわかんないですけどね。


──石川さんのソロインタビューで「石川さんにとって廣瀬さんと熊谷さんはどんな存在か」って質問したのを覚えてますか?

石川:なんやろ。気の利いたこと言ったかな。

──じゃあ、一旦答えは伏せておいて、今日は「廣瀬さんにとって熊谷さんと石川さんはどんな存在か」を教えてください。

廣瀬:僕からすると、2人とも天才だと思っていて。いつだって曲を作るときは熊谷くんが引っぱってくれてバンドをずっとまわしてくれるっていうところもあるし、石川くんはアイディアマンで勉強熱心。2人についていくしかない、これが1番いいなって考えてます。

──尊敬の気持ちがあふれてますね。石川さんは、思い出しました?

石川:「ライバル」って言ったんじゃないかな?

──正解です! 「何よりも大事な存在ではあります。でも、やっぱりライバルだなとは思っています、いつだって。彼らができることを僕もできるようになりたいし、でも彼らができないことを僕が補いたいし。そういう気持ちが3人にあるのがやっぱりいいのかなと思います。」って言ってました。

廣瀬:めっちゃいいこと言ってる。

──それぞれの思いを聞かせてもらったところで、熊谷さんへのメッセージもいただきたくて。

石川&廣瀬:熊谷さんへのメッセージ……。

──廣瀬さんが描いてくださったイラストと一緒にプレゼントしたいんです。「星の王子さま」にあわせてバラのカードを用意したので、ぜひこちらにお願いします。

石川:難しいなあ。えー、どうしよ。

廣瀬:(サラサラと書く)

石川:ライバルに手紙書かへんやん。矢文にしたいもん。あいつに言葉なんて書いたことないわ、マジで。


──初めてなら絶対喜んでくれますって。せっかくなので石川さんと廣瀬さんもお互い宛で書いて交換しましょう。

石川:これ1番厳しい仕事やー……。伝えたいことあったら言いますもん。

──書くってことが大事です。

石川:わかってますけどー……。

廣瀬:(サラサラと書く)できました!


▲廣瀬拓哉から熊谷和海へのメッセージ

▲廣瀬拓哉から石川大裕へのメッセージ

石川:なんでそんなすぐできんの!? ほんと勘弁してほしい、しゃべんのはなんぼでもやるけど、ほんと無理。やばいやばいやばい。(しばらく黙り込み、観念して書く)……できました。ほんと恥ずかしい。

▲石川大裕から熊谷和海へのメッセージ

▲石川大裕から廣瀬拓哉へのメッセージ

──ありがとうございます(笑)。このインタビューを公開したあとくらいのタイミングで、事務所にお届けします。なにかしらの形で記事にするので写真撮っておいてくださいね。最後にツアーの話も。2018年3月に「1年後ツアーをやります」と発表して、もう来月に迫っています。2018年5月の時点で、過去最大となるキャパシティの東京・LIQUIDROOMがソールドアウトして。

石川:ほんとに感謝しかないですね。そんだけ先の約束を取り付けてくれるって、無いことやと思うんです。1年後のチケットとるって、劇団四季かよって(笑)。そんな大層なものじゃないですけど、ただ、僕たちにできることは1年間準備することやなって思ったんで、恩に報いたい。その気持ちに応えたいなって思ってます。めちゃくちゃ楽しみです。

廣瀬:僕は映像を編集するのが好きなんです。以前、曲の歌詞の映像を作ってライブ中に上映したことがあったんですけど、そういった経験も含めて、今までちょこちょこやってきたなかでスキルアップしたので、今回のツアーではそれを惜しみなく使って楽しいライブを作りたいです。

取材・文◎高橋ひとみ(BARKS)
撮影◎生熊友博

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▲BURNOUT SYNDROMES

プレゼントキャンペーン 概要


【応募資格】
・日本国内にお住まいの方
・Twitterアカウントをお持ちの方
・BARKS編集部 Twitterアカウントから投稿される応募用のツイートをキャンペーン期間内にリツイートした方
※必ずご自身のアカウントを“公開”にした状態で参加ください。アカウントが非公開の場合は参加とみなされません。
※ダイレクトメッセージを受信拒否設定している場合、参加とみなされません。

【賞品名・当選人数】
賞品:BURNOUT SYNDROMES サイン入りチェキ
当選人数:1名様

【応募方法】
1. BARKS編集部 Twitterアカウント「@barks_news」をフォローしてください。
2. BARKS編集部 Twitterアカウントから下記キャンペーン期間中に投稿されるキャンペーン応募用の投稿をリツイートしてください。
3. 以上で応募は完了となります。
※フォローを外すと応募権利がなくなりますのでご注意下さい。

【応募期間】
2019年2月27日(水)23:59まで

【当選発表】
Twitter DMにて当選のご連絡と専用フォームのURLをお送り致します。
専用フォームで必要事項を入力ください。

【ご注意事項】
転売(不特定多数への転売、オークションなどを含む)目的でのご応募は、ご遠慮願います。

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お客様からいただいた個人情報は、賞品の発送及び、サービスの開発や、個人を特定しない統計資料、当該プレゼント/モニタにおける商品の発送、 及びそれにまつわるサポートのために利用いたします。
上記以外の目的で個人情報を利用する場合は、予めその目的を明示し、お客様の同意を頂いた場合のみ、個人情報 を利用いたします。
詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

3rd Album『明星』

2019年2月20日(水)発売
M1.星の王子さま –Ouverture-
M2.世界を回せ
M3.ダーウィンに捧ぐ
M4.ナミタチヌ
M5.SPEECH
M6.MASAMUNE
M7.あゝ
M8.我が家はルーヴル
M9.国士無双役満少女
M10.星の王子さま –Fin-

ワンマンツアー情報

<全国ワンマンツアー2019『明星〜We have a dream〜』>
2019年
3月2日(土)広島・SECOND CRUTCH
3月3日(日)福岡・DRUM Be-1
3月10日(日)大阪・BIGCAT ※SOLD OUT
3月16日(土)愛知・Electric Lady Land ※SOLD OUT
3月23日(土)東京・LIQUIDROOM ※SOLD OUT
3月30日(土)宮城・darwin

<全国ワンマンツアー2019 〜EXTRA SUPER STAGE〜>
2019年
4月26日(金)東京・TSUTAYA O-EAST
5月10日(金)大阪・BIGCAT

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