アコギとエレキの融合、フェンダーの次世代ギターAmerican Acoustasonicの国内販売が開始

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アコースティックギターとエレキギターのトーンを奏でられるフェンダーの次世代ギターの新機軸、1月に米アナハイムで開催されたNAMM Showで大きな注目を集めた「American Acoustasonic Telecaster」の国内販売が開始された。

「American Acoustasonic Telecaster」は、「ACOUSTIC. ELECTRIC. そこにある、すべて。」という新しいコンセプトで、これまでにない音楽を創造するために開発されたモデル。アコースティックギターのボディシェイプや素材の違いによって得られる多彩なサウンドヴァリエーション、そして大胆なエレクトリックギターのサウンド、さらにはその両方をブレンドさせたまったく新しいサウンドまで、今までの「ギター」という楽器の枠を超えた音づくりが可能だ。


伝統的なテレキャスターシェイプでありながらコンターを施したフルホローボディを採用。自宅で膝の上に乗せて鳴らしても、ステージの上でプレイしても、引きやすく自然で豊かな響きを提供する。親しみやすいテレキャスターネックはマホガニー材、指板はエボニーを採用している。


▲テレキャスターシェイプ、フルホローボディの「American Acoustasonic Stratocaster」。サテン仕上げのNatural、Black、Sonic Gray、Surf Green Sunburstの5色をラインナップ。

アコギとエレキそれぞれのトーン、そして両方をブレンドできるのが「American Acoustasonic Telecaster」の大きな特徴だが、それを実現するのが2種類のアコースティックピックアップと、Acoustasonic Noiselessピックアップ。フェンダーとFISHMANの共同開発による新しいアコースティックエンジンは、さまざまなアコースティックサウンドを切り替えたり、ブレンドすることが可能。一方、Fender Acoustasonic Noiselessピックアップは、オーセンティックなフェンダーのエレクトリック・ギターサウンドを提供する。Modノブを使用して両者のトーンをブレンドすることで、今までにないサウンドシンプルに作り上げることができる。また、ボディ内には特許申請中のStringed Instrument Resonance System(SIRS)テクノロジーを搭載、迫力のあるナチュラルなヴォイシングと生き生きとした倍音が得られる。


▲ウォーターフォールと呼ばれるなだらかなカーブを描いたサウンドホールが特徴。ノブはボリュームとModノブの2つ。5-WayスイッチとModノブで多彩なサウンドを作り出せる。


▲バック&サイド、ネック材はマホガニー。ネックはModern“Deep C”シェイプ、9.5”(241mm)、20フレット、ナロートール。本体には充電池を内蔵し、USB経由で充電する。

歴史あるアメリカ製ギターの生産拠点であるカリフォルニア州コロナ向上で1本1本丁寧に作られている「American Acoustasonic Telecaster」。カラーはサテン仕上げの5色展開。Natural、Black、Sonic Gray、Surf Green Sunburstをラインナップする。

フェンダーはアーティストによる「American Acoustasonic Telecaster」のデモンストレーション動画、製造プロセス動画をYouTubeで公開中。またフェンダーのサイトでは、アーティストが本機に初めて触れる、その時のリアルな反応をお届けする#FenderNews新企画シリーズ「UNBOX the FUTURE」もスタート。第一弾は小山田圭吾が登場している。こちらもあわせてチェックを。


▲American Acoustasonic Telecaster, Natural

▲American Acoustasonic Telecaster, Black

▲American Acoustasonic Telecaster, Sonic Gray

▲American Acoustasonic Telecaster, Surf Green

▲American Acoustasonic Telecaster, Sunburst


製品情報

◆American Acoustasonic Stratocaster
価格:270,000円(税別)
発売日:2019年2月6日

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