【インタビュー】Stefa、鹿児島から全国へ「5人が1つになったときに生まれるもの」
■「愛してる」っていうより
■「好きだ〜!」みたいな
──そんな個性的なメンバーが集まっているのがStefaだという。楽曲の真ん中には歌があって、海をバックに撮った前回のシングル「想い出の365日」もそうですが、切ない曲でも爽やかさがあります。滝などのパワースポットが多い大隅半島で育ったことは音楽に影響していますか?
SEAN:自分の場合は「島唄」のような民謡的な歌いまわしと洋楽を同時に聴いていたので、その2つの要素が合わさって自分独特の歌い方になったっていうのはありますね。そこもハーフみたいな(笑)。
YU-GA:僕はまわりにダンスをしている人が多くて、母親の影響でEXILEが好きになったっていうのはあるけど。
TAKATO:ダンス教室が多い環境なんですよ。それで自然と好きになる。
EISU:自分も高校の先輩がめちゃくちゃ歌がうまかったので、「この人みたいになれたらな」っていうのはありましたね。
▲デジタルシングル「愛してる…君を」 |
EISU:今までバラードが多かったので初のアップテンポのラブソングということで個人的にもすごく新鮮でした。歌詞も自分に当てはまる部分が多くて気持ちをこめやすかったし、歌いやすかったですね。
──当てはまるというのはどんなところが?
EISU:まだ“愛してる”っていう年齢ではないかもしれないですが(笑)、好きを超えると愛になるじゃないですか。
──ドキドキする恋を超えて相手のことをより考える愛に変わるというか?
EISU:そうですね。別れた人との思い出を含めてハマるフレーズが多かったりします。
──遠距離恋愛の曲なのかな? それとも別れた人のことを思って歌っているのかな?とか、いろいろ想像させられますよね。
SEAN:“遠くに いても 信じてほしい”というフレーズが出てくるので、遠距離をしてる人は思うところがあるかもしれないですね。それ以外でも自分の弱さや強さ、自信があったりなかったり、様々な人に当てはまる感情がこもった歌詞だと思います。切ない内容をあえてアップテンポで歌う曲なので辛い経験をした人も立ち直れるような。“悲しいことがあっても前に進める”って思わせてくれる曲ですね。共感できる情景があって歌いやすいと思うし、元気になれるんじゃないかと思います。パフォーマーのみなさんにも曲について語ってほしいですね(笑)。
TOMOYA:Stefaは1stミニアルバムのタイトルも『LOVE』だったぐらいラブソングが多いんですけど、今まではしっとりした曲が多かったんですね。今回の曲はサビでみんなでジャンプしたり、5人が拳を斜め上に挙げる振りがあったり、動きだけとっても今までになかった感じですね。
TAKATO:「がんばろうぜ!」って感じの。
TOMOYA:そうですね。「愛してる」っていうより「好きだ〜!」みたいな。
▲Stefa |
TOMOYA:ははは。そこにも繋がっているかもしれない。
YU-GA:僕は両思いになったことがほとんどないというか、片思いが多いので、歌詞の“すれ違うたびに 気になり惹かれる”っていうところは、好きな人とすれ違ったら気になるかなって。
TAKATO:かわいい!(笑)。
YU-GA:気になるところから始まって付き合ってどんどん愛が深まっていくような、そんな想いを込めて踊っています。
TAKATO:この曲、いろんな振りがあるんですけど、僕的には“「ごめん」あの時 声にしたら〜”という歌詞はライブを見ている方に手を差し伸べるようにしていて、そのあとに胸に手を当てるんですけど、手話を取り入れたような振り付けになっているのが好きです。
──前回のシングルでも手話を取り入れたパフォーマンスをしてますね。
TAKATO:そうですね。想いを届けるようなパフォーマンスをしたいと思っています。
──最後に2019年の抱負を。鹿児島だけではなく全国展開をしていくということですが。
TAKATO:鹿児島在住のグループということもあって、知り合いだったり、他人から偏見の目で見られることもあるんですけど、そこは僕たちが変えてやろうと思ってます。
SEAN:鹿児島からこういう男性グループが出てきた例がないので、悪意がなくてもいろんなこと言われるんですよ。だから、ビッグになってやってやろうぜ!って感じですね。自分も加入させてもらったチャンスを生かしたいし、たくさんのお客さんの人生を彩るようなグループになれたら僕はめちゃくちゃ幸せです。この5人で絆を深めていきたいですね。
EISU:ダンスボーカルユニットの中でも僕とSEANの声って全く違うと思うんですよ。パフォーマーの3人のダンスのジャンルも違うんですけど、5人が1つになったときにすごいものが生まれる。早く全国各地でライブを見てもらいたいなと思っています。
SEAN:合わさったときのパワーは鹿児島だけではおさまらないからね。
TOMOYA:ツアーは目標でもあり通過点のひとつ。パフォーマーとしては自分の世界観で見る人の心を揺さぶれたら幸せです。今はStefaとして上に行こうと頑張っている最中です!
取材・文◎山本弘子
撮影◎野村雄治
■DIGITAL SINGLE「愛してる…君を」
2018.12.26 RELEASE
CSM RECORDS
iTunes https://itunes.apple.com/jp/album/1445372896
amazon https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07L2Z1LS8/ref=dm_ws_sp_ps_dp
■1Believe FNC<キャナルシティ博多ライブ>
出演時間14:00〜
▼出演
・1-Girls
・Stefa
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