【インタビュー】Stefa、鹿児島から全国へ「5人が1つになったときに生まれるもの」
■「あなたは誰にもないものを持ってる
■特別なコなんだよ」って
──では、最年少パフォーマー、YU-GAさんは?
YU-GA:自分はお母さんの友達がダンスをやっていたのでお母さんに「YU-GAもダンスやらないか?」って勧められて始めたのがキッカケです。今、中学3年生でダンスは約9年やっていますね。最初はロックダンスというジャンルを習っていて、小学校6年のときに受けたオーディションで声をかけてもらって、グループに入ったんです。“1Believe FNC”(大隅半島発のダンスボーカルユニットでそこから派生したのがStefa)に加入してからヒップホップとかクランプとかいろんなスタイルのダンスに挑戦するようになりました。
▲YU-GA |
SEAN:こう見えて踊るとヤバイんですよ。
TAKATO:ふだんはほわほわしてますけど、顔が半端なく変わる。
TOMOYA:“俺を見ろ!”みたいに。
SEAN:キレッキレです。
TAKATO:フリースタイルさせたらStefaでいちばんだと思います。
TOMOYA:しかも歌詞を一瞬で覚えて口ずさんで踊るんですよ。正直、いちばん若いだけに怖い存在ですね。
──では、新メンバーのSEANさんは?
SEAN:自分はお父さんがオーストラリア人でお母さんが鹿児島なんです。みんなと若干、顔立ちが違うのでからかわれたり、仲間はずれにされて自分に自信がなくなった時期もあったんですけど、そんなときにお母さんが「あなたは誰にもないものを持ってる特別なコなんだよ」って言ってくれて救われたりしました。音楽的には親が洋楽を聴いていたので一緒に歌っていたり、もともと目立つのが大好きなので最初は俳優になりたかったんです。で、芸能のコースがある高校に行かせてもらって、オーディションを受けてミュージカルに主演したりとか。演じて歌って踊って、自分が表現したいことの全てが詰まってるなと思ってました。卒業後はオーストラリアに留学するか東京で芸能活動をするか迷ってたんですけど、そんなときに「Stefaに入らない?」って誘われて。
▲SEAN |
SEAN:ジャスティン・ビーバー、テイラー・スウィフト、めちゃめちゃ好きなのがブルーノ・マーズです。
YU-GA:僕もブルーノ・マーズ大好きです。
SEAN:EISUくんとはまた違うタイプの変わり者です(笑)。こういう顔だけど英語しゃべれないんです。でも、自分の個性がStefaに新しい彩りを与えられたのかなと思ってます。
EISU:僕的には自分のまわりにこういうタイプがいないので、いい意味で変わり者(笑)。
──変わり者同士なんですね(笑)。
TOMOYA:昼ゴハンのお金をもらって、みんなラーメン食べてるのに1人だけうまい棒を大量に買ってたり。
TAKATO:うまい棒のコーンポタージュ味を30本食ってました(笑)。
SEAN:コーンポタージュ味がいちばん好きなんですよ。
TAKATO:そのときは他人のふりしてました(笑)。
SEAN:みんなの様子がおかしくて「ホラ、ホラ」ってわざとアピールしていました。
EISU:ランチにうまい棒出てきたら、日本人みんなひきますから。
──SEANさんが加入してグループの雰囲気も変わりました?
4人:変わりましたね。
TAKATO:影響大きいですね。
SEAN:マジ? 嬉しいんだけど。
TOMOYA:フットワークが軽くてメンバーともどんどん話すのでコミュニケーションという意味で潤滑油になってくれていますね。
──最後にリーダーのTOMOYAさんは?
TOMOYA:僕は小学生の頃からTVっ子でバラエティ番組を見るのが大好きだったんです。“笑いに溢れていて楽しそうで、それが仕事になるなんて何てステキなんだろう”って。なので、最初は芸人志望だったんです。将来のために自分ができることって何だろうと思って率先して前に出るようになって生徒会に入ったりとか。
▲TOMOYA |
TOMOYA:で、ダンスに出会ったのは高校のときなんです。学校の中で披露する機会があって、僕もSEANくんのように表現して人の心を動かすことに憧れていたので、母親が探してくれたダンススタジオに入って、プロデューサーに「オーディションに出てみない?」と声をかけていただきました。
──影響を受けたダンスグループはいましたか?
TOMOYA:恥ずかしいんですけど、ダンス部に好きな女のコがいたのがキッカケだったりするんです。
4人:おお〜っ(初耳情報に驚く)。
SEAN:かわいい〜(笑)!
TOMOYA:ダンス未経験だったのがほかの男子より上手いって褒められて、調子に乗っちゃったんでしょうね(笑)。
──恋がキッカケで人生が変わったんですね。性格的には?
TAKATO:リーダーだけあって穏やかですね。ふざけるときはふざけるんですけど。
YU-GA:その餌食にあってるのがTAKATOです。例えばペットボトルに飲み物が半分入ってるとすると全部飲んじゃうんですよ。
TAKATO:「もらっていい?」って言われて、「いいよ」って言うと一口で飲んじゃいますから。
YU-GA:最近は何も言わずに飲んでますね(笑)。
TAKATO:そうなんですけど、仕事となるとまとめるのが上手いですね。
EISU:落ち着きがありますね。怒るときも怒鳴るんじゃなくて悟りを開いてるような口調で(笑)。
TOMOYA:あまり感情的にならないんですよ。
SEAN:何がダメなのかちゃんと説明してくれる。僕らのバランスをとってくれる大事な存在です。
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