平原綾香、『メリー・ポピンズ リターンズ』日本版でメリー・ポピンズ役に
平原綾香が、映画『メリー・ポピンズ リターンズ』(2019年2月1日公開)にメリー・ポピンズ役の日本語版声優として出演することが発表された。
『メリー・ポピンズ リターンズ』は、前作『メリー・ポピンズ』(1964年)から20年後、大恐慌時代のロンドンを舞台に、成長したバンクス家の長男・マイケルとその子どもたち、そして彼らのもとに舞い降りた“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズの交流を描いた新作だ。メリー・ポピンズ役のエミリー・ブラント、マイケル役のベン・ウィショーをはじめ、リン=マニュエル・ミランダ、コリン・ファース、メリル・ストリープ、前作でバート役を演じたディック・ヴァン・ダイクら豪華キャストが出演する。
2018年に日本で初上演されたミュージカル『メリー・ポピンズ』でもメリー・ポピンズ役を演じた平原綾香だが、難易度の高い楽曲を歌いこなせる確かな歌唱力や英国淑女としての厳格でウィットに富んだ言い回しなど、“日本でメリー・ポピンズ役をこなせるのは彼女しかいない!”ということで、本作での改めての抜擢に至ったのだという。
『メリー・ポピンズ リターンズ』への参加について、平原は「ミュージカル『メリー・ポピンズ』も演じさせて頂いたので、映画が公開されるということにワクワクしていたのですが、まさか(自分が)メリー・ポピンズの声を演じることができるとは思っていなかったので、最高に幸せです」と喜びのコメント。劇中で新たに披露される9曲のミュージカルナンバーについても「いい曲がたくさんあります! 特にメリー・ポピンズが子供達に歌う子守唄が一番好きです。歌詞もメロディも良く、泣けてくる歌が多かった。踊りながら歌うシーンも多くて、これからこの歌が、何十年経っても色褪せない名曲になるんだなと思うと、その第一歩に参加できてとても嬉しいです」と語っており、新たな名曲の誕生にも期待が高まるところだ。
一方、30年以上にわたりディズニー・キャラクター声優監修の総指揮を務め、全世界における外国語版のキャスティングを指揮するリック・デンプシーも、「彼女はまさにこの映画に登場するメリー・ポピンズのイメージにぴったりだったよ! 彼女は、英語版に登場するエミリー・ブラントと上手く一体化しつつも、彼女自身のメリー・ポピンズを演じたんだ」と賛辞を送っている。
この発表とあわせて、マイケル・バンクス役を谷原章介、メリー・ポピンズの友人・ジャック役を岸祐二、マイケルの姉・ジェーン役を堀内敬子、メリー・ポピンズのまたいとこ・トプシー役を島田歌穂、マイケルの息子・ジョン役を加藤憲史郎が演じることが明らかになった。
『メリー・ポピンズ リターンズ』
監督:ロブ・マーシャル
キャスト:エミリー・ブラント、リン=マニュエル・ミランダ、ベン・ウィショー、コリン・ファース、メリル・ストリープ 他
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン (C)2018 Disney Enterprises Inc.
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