AK-69、母校凱旋ライブで後輩へ熱いメッセージ「自分を愛してあげて」
AK-69が12月3日、母校である愛知・小牧市立応時中学校にて全校生徒700名を前にサプライズライブを実施。「Flying B」「Iron Horse」などをパフォーマンスし、1時間強にわたるステージを繰り広げた。
同校では、社会で活躍する卒業生を招いた講演会を毎年実施しており、今年2018年は25年前の卒業生、AK-69に声がかかったという。会場となった体育館に学年・クラス順に整列していた生徒たちは、突然スタートしたライブに戸惑い気味だったが、AK-69が「音楽は自由なんです。見たい人はどんどん前に来て」と呼びかけると列から飛び出してステージ前に集まった。
ライブ中には、「一年生の学年主任の先生はオレの剣道の後輩なんです。先生が調子に乗ったらオレに言え(笑)。うそ、みんなちゃんと言うこと聞いて」と先輩ならではのトークで会場を温め、「ムカつくことあるでしょ。正常です。いまはムカつくこと、音楽の時間で発散していくんです。体育館の屋根に向かって中指、突き立てろ」と煽りながらも「過激な歌うたってすみません」など母校パフォーマンスならではのコメントも飛び出す。
また、「進路がうまくいかず心配とか、自信がないときでも忘れないでほしい。みんなはたったひとりの尊い存在なんです。自信がなくても自分を愛してあげてください」「何回もやり直しができる」「愛につきまとう別れについて歌いたい。家族との時間は永遠に続くものと感じてました。でも、みんなは想像できないかもしれませんが、永遠じゃないんです、だから家族のことを愛してください」「努力をしなければ夢は追い続けることはできないんです。努力は大前提にあるんです」など、AK-69節も炸裂。後輩へ熱いメッセージを伝えた。
アンコールのあとには、このイベントを企画したAK-69の恩師も登壇。恩師から目標を聞かれたAK-69は、当面の目標は3月30日、31日に開催する東京・日本武道館公演としながら、大きな目標として「いつも挑戦する姿をみんなに見せて、なりたい自分になって、それから納得したらマイクを置きたいと思います。それが目標なのかわかりませんが、とにかくいまは走り続けたいと思います」と語った。
その後、校歌をアカペラで生徒とともに合唱。生徒の代表2人から「ぼくたちも武士さん(AK-69本名)のようにがんばっていきたい」というメッセージとともに花束が贈呈され、全員で記念撮影を行ないイベントが終了した。
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