大橋トリオプロデュースのピアノ連弾ユニットKitri、メジャーデビュー

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大橋トリオがプロデュースを務める女性ピアノ連弾ボーカルユニットKitri(キトリ)が、2019年1月に日本コロムビア・ BETTER DAYSレーベルよりメジャーデビューすることが発表された。

Kitriは京都出身の姉妹の2人からなるユニットで、姉のモナは作詞作曲、歌、ピアノはSecondo(低音部担当)、妹のヒナはピアノはPrimo(高音部)、そのほか、ギター、パーカッション、コーラスも担当している。

それぞれ幼い頃よりクラシック・ピアノを学び、大学では作曲を専攻。時に繊細で時にパワフル、と自在に操るピアノタッチと二人が奏でるハーモニーで惹き込む不思議な魅力のあるアーティストだという。

そんな彼女たちにとって記念すべきメジャーデビュー1枚目となる1st EP『Primo』は、元々大ファンで尊敬するアーティストであるという大橋トリオがプロデュースを手掛けた。大橋はKitriに関して、「彼女たちの世界観の中の住人になりたいです僕は。 これは是非聴いてほしい!」と絶賛している。

また、今作のリード曲「羅針鳥」(らしんどり)は本人によるピアノアレンジのほか、シンガーソングライターであり大橋トリオのドラマーでもある神谷洵平(赤い靴)による編曲、METAFIVEメンバーでありYMOのサポートメンバーでもあるゴンドウトモヒコがユーフォニアム、フリューゲルホルンなどで参加した。その他、ピアノ連弾曲全5曲の収録を予定している。

なお、日本コロムビア「BETTER DAYS」は、79年に坂本龍一のデビューアルバム『千のナイフ』をリリースし、渡辺香津美や清水靖晃などのちに音楽界に影響を与える存在を輩出しているレーベルだ。40年の時を経て今年2018年5月に再始動し、高橋幸宏と鈴木慶一のユニット「THE BEATNIKS」、「Sweet Robots Against The Machine」(テイ・トウワ、バカリズム、砂原良徳)、大貫妙子、小坂忠、高橋幸宏と話題のリリースが続く。Kitriは同レーベル約30年振りの新人デビューとなる。



9月に池上本門寺(東京大田区)で行われた音楽フェス<Slow LIVE’18in 池上本門寺>でオープニングアクトとして抜擢され堂々たるパフォーマンスが評価を受けたという彼女たちだが、来年2019年には、リリース記念初ツアー Kitri Debut Live Tour 2018<キトリの音楽会#1>も予定されており、そのツアー詳細も本日公開された。

彼女たちの魅力は音楽だけにとどまらず、今回公開された自画像など、自身で発信するSNSでもその独自の世界観に触れることができる。その幅広いアーティスト性にも期待したい。

Kitri 1st EP『Primo』

2019年1月23日(水)
COCB-54280 ¥1,800+税(予定)
※リード曲となる「羅針鳥」を含む全5収録(予定)

■< Kitri Debut Live Tour 2018「キトリの音楽会#1」>

【大阪】
1月25日(金) 大阪@Soap opera classics-Umeda-
会場:大阪市北区西天満4-4-18 梅ヶ枝中央ビルB1

【東京】
2月1日(金)東京@JZ Brat SOUND OF TOKYO
会場:渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階

【福岡】
2月2日(土)福岡@ROOMS
会場:福岡市中央区大名2-1-50 大名ONOビル3階

[各ライブ共通]
開場 : 19時 / 開演 : 20時
チケット:前売券3,000円 + 1D別
当日券は3,500円+1D別

■Kitri プロフィール

幼い頃よりクラシックピアノを習い始め大学では作曲を専攻。
2015年~京都を拠点に、姉妹ユニット「キトリイフ」として音楽活動を開始。
2016年ライブで京都を訪れていた大橋トリオの手に自主制作盤が渡り、その音源を聴いた大橋が絶賛。大橋が手掛ていた、映画「PとJK」(廣木隆一監督、亀梨和也・土屋太鳳主演)の劇伴音楽に、テーマ曲のボーカルとハミングで参加する。
2017年、過去の音源を大橋トリオプロデュースにより再録音して、ユニット名「Kitri」として、パイロット盤「Opus 0」が完成する。試験的にストリーミング配信をしたところ反響を呼び、自主音源にして、ラジオのパワープレイや出演、スタジオ演奏披露などを行う。

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