【インタビュー】劇場版ゴキゲン帝国 白幡いちほ、ガチで取締役会長になったアイドルの野望
■ファンがほかのアイドルに流れることを防ぐためにYouTubeを始めた
――現在2日に1本のペースでYouTube動画を公開しています。これを始めたきっかけは？
白幡：今のアイドルって、ライブをメインに活動していますが、ライブは毎日あるわけではなくて、だいたい週3ぐらいとかなんですよ。
――普通に考えたら、それでもけっこうな本数ですよね。でも、アイドルは、1日に3現場を回すようなこともあります。
白幡：ファンの方もタフで、1日にライブが３本あったら全部行く人もいます。そういう方たちって、ライブが少ないと、ほかのアイドルのライブに行ってしまうんですよ。ゴキ帝が好きなんだけど、ゴキ帝のライブがないのであれば、ほかのアイドルのライブに行くみたいな。アイドル用語で言うところのDD（＝誰でも好き）。もちろん好き嫌いはあるけど、可愛い子が見られてはしゃげられたら、一旦満足というか。そういう人たちがほかのアイドルに流れていってしまうことを防ぎたくて……Twitterやブログではなく、YouTubeを使ったら、それができるんじゃないかなって思ったんです。あと、メンバーもカメラの前で話すことをやったことがない子ばかりだったので、カメラに撮られることに慣れること、自分がしゃべっているところを客観的に見られるようになること、そして企画力を鍛えること、この3つを実現したいということも考えていました。去年の10月ぐらいまでは、とにかく毎日1人1本動画を上げることが重要だったので、内容がない動画ばかりでした。でも、ファンの方たちは、毎日動画が上がるから、毎日ゴキ帝に関わっている感覚を覚えられたんですよね。それを1年半ぐらいやっていました。
――動画編集は自分たちで行っていたのですか？
白幡：チャンネル立ち上げや編集の仕方は、芸人時代の知り合いに教えてもらって、最初は自分たちでやっていました。YouTube をPRとしてガチで使うと決めた去年の10月ぐらいからは、2日に1本を上げるようにしましたね。動画もPRになるような内容にしたり、今話題になっていることをテーマにするようになりました。
――そのペースで動画を上げているのはすごいですね。
白幡：めっちゃ大変です。現状、企画のクオリティにバラツキがあるのも正直なところです。内容が面白くて、さらにハネるものにするのはなかなか難しいです。
――自分たちとしてはよくできたと思ったけど、再生回数が意外と伸びないものもありますよね？
白幡：ありますね。逆に「おっぱい対決ゲーム」はあんなに伸びるとは思わなかったです。メンバーがただふざけているだけの動画なんですけど、たぶん“おっぱい”というワードが引っかかったんだと思います。世の中には“おっぱい”好きな人が多いんでしょうね（笑）。「おっさんレンタル」という、普段スポーツとかしないおじさんがバスケや卓球で対決して、それをメンバーが応援するっていう動画があるんですが、それは全然伸びなかったです。私たち自身は企画を立てた時に、これは面白いと思ったんですけど（笑）。「【露出高】荒野行動コスプレでコミケあるある！C94」は、“コミケ”“荒野行動”“コスプレ”っていうワードと、少しエロい感じのサムネイルにして、絶対にハネさせることを狙って作りましたが、想定どおり再生回数が一番伸びていますね。それ以外は、“これ、伸びるんだ？”っていうものがあるので勉強中です。
――動画はどのように制作しているんですか？
白幡：撮影はiPhoneで、編集は担当スタッフに任せています。テロップなどは自由に入れてもらっていますが、最終的なチェックは私がしています。自分で編集する時にはiPhoneのアプリを使いますね。iPhone Xのカメラは画質がいいから、大きなテレビで観ても全然大丈夫です。
――動画を撮る時に工夫していることは？
白幡：観てくれた人が1個でも得をするものにしたいと思っているので、なるべくQ&Aのように、疑問点をテーマにして、それをメンバーが解決する内容にしています。1回の撮影で2、3本分の動画を撮るようにしていますが、ストックがないので、いつも編集担当に急かされていますね（笑）。そういう時はメンバー全員が集まれないので、1人で撮ることもあります。
――なかなかハードな毎日ですね。
白幡：でも、楽しいですよ。動画を撮るのも、ダンスの練習をするのも、作詞をするのも、ライブをするのも、全部好きです。ずっと遊んでいるような感覚ですね。
――そういう部分ではストレスは少ない？
白幡：ないですね。ただ、寝る時間がないのと、旅が好きなんですけど、遠くに行けないのがつらい（笑）。旅に行けると、また頑張ろうって気持ちにはなれますね。
◆インタビュー（4）へ
――現在2日に1本のペースでYouTube動画を公開しています。これを始めたきっかけは？
白幡：今のアイドルって、ライブをメインに活動していますが、ライブは毎日あるわけではなくて、だいたい週3ぐらいとかなんですよ。
――普通に考えたら、それでもけっこうな本数ですよね。でも、アイドルは、1日に3現場を回すようなこともあります。
白幡：ファンの方もタフで、1日にライブが３本あったら全部行く人もいます。そういう方たちって、ライブが少ないと、ほかのアイドルのライブに行ってしまうんですよ。ゴキ帝が好きなんだけど、ゴキ帝のライブがないのであれば、ほかのアイドルのライブに行くみたいな。アイドル用語で言うところのDD（＝誰でも好き）。もちろん好き嫌いはあるけど、可愛い子が見られてはしゃげられたら、一旦満足というか。そういう人たちがほかのアイドルに流れていってしまうことを防ぎたくて……Twitterやブログではなく、YouTubeを使ったら、それができるんじゃないかなって思ったんです。あと、メンバーもカメラの前で話すことをやったことがない子ばかりだったので、カメラに撮られることに慣れること、自分がしゃべっているところを客観的に見られるようになること、そして企画力を鍛えること、この3つを実現したいということも考えていました。去年の10月ぐらいまでは、とにかく毎日1人1本動画を上げることが重要だったので、内容がない動画ばかりでした。でも、ファンの方たちは、毎日動画が上がるから、毎日ゴキ帝に関わっている感覚を覚えられたんですよね。それを1年半ぐらいやっていました。
――動画編集は自分たちで行っていたのですか？
白幡：チャンネル立ち上げや編集の仕方は、芸人時代の知り合いに教えてもらって、最初は自分たちでやっていました。YouTube をPRとしてガチで使うと決めた去年の10月ぐらいからは、2日に1本を上げるようにしましたね。動画もPRになるような内容にしたり、今話題になっていることをテーマにするようになりました。
――そのペースで動画を上げているのはすごいですね。
白幡：めっちゃ大変です。現状、企画のクオリティにバラツキがあるのも正直なところです。内容が面白くて、さらにハネるものにするのはなかなか難しいです。
――自分たちとしてはよくできたと思ったけど、再生回数が意外と伸びないものもありますよね？
白幡：ありますね。逆に「おっぱい対決ゲーム」はあんなに伸びるとは思わなかったです。メンバーがただふざけているだけの動画なんですけど、たぶん“おっぱい”というワードが引っかかったんだと思います。世の中には“おっぱい”好きな人が多いんでしょうね（笑）。「おっさんレンタル」という、普段スポーツとかしないおじさんがバスケや卓球で対決して、それをメンバーが応援するっていう動画があるんですが、それは全然伸びなかったです。私たち自身は企画を立てた時に、これは面白いと思ったんですけど（笑）。「【露出高】荒野行動コスプレでコミケあるある！C94」は、“コミケ”“荒野行動”“コスプレ”っていうワードと、少しエロい感じのサムネイルにして、絶対にハネさせることを狙って作りましたが、想定どおり再生回数が一番伸びていますね。それ以外は、“これ、伸びるんだ？”っていうものがあるので勉強中です。
――動画はどのように制作しているんですか？
白幡：撮影はiPhoneで、編集は担当スタッフに任せています。テロップなどは自由に入れてもらっていますが、最終的なチェックは私がしています。自分で編集する時にはiPhoneのアプリを使いますね。iPhone Xのカメラは画質がいいから、大きなテレビで観ても全然大丈夫です。
――動画を撮る時に工夫していることは？
白幡：観てくれた人が1個でも得をするものにしたいと思っているので、なるべくQ&Aのように、疑問点をテーマにして、それをメンバーが解決する内容にしています。1回の撮影で2、3本分の動画を撮るようにしていますが、ストックがないので、いつも編集担当に急かされていますね（笑）。そういう時はメンバー全員が集まれないので、1人で撮ることもあります。
――なかなかハードな毎日ですね。
白幡：でも、楽しいですよ。動画を撮るのも、ダンスの練習をするのも、作詞をするのも、ライブをするのも、全部好きです。ずっと遊んでいるような感覚ですね。
――そういう部分ではストレスは少ない？
白幡：ないですね。ただ、寝る時間がないのと、旅が好きなんですけど、遠くに行けないのがつらい（笑）。旅に行けると、また頑張ろうって気持ちにはなれますね。
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