よよか、9歳のバースデーライブでKenKenとソロ合戦
レッド・ツェッペリン「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」のカバー動画で“天才ドラム少女”として世界的な注目を集めた北海道在住のドラマー、よよかの9歳の誕生日を記念したバースデーワンマンライブが、10月14日、北海道・道新ホールにて開催された。
◆<かねあいよよかバースデーワンマンライブ2018>画像
家族バンド“かねあいよよか”として開催された初のバースデーワンマンには、スペシャルゲストとしてKenKenも参加。チケット700枚が完売となった超満員のホールで、10月半ばの肌寒さも吹き飛ばす熱いステージが繰り広げられた。
2日前に誕生日を迎えたばかりのよよかの登場で会場全体が温かなムードになったところで、この日のライブはスタート。自身作詞作曲による「自転車」のプレイで等身大の自分らしさを表現したかと思えば、大好きだというレッド・ツェッペリンのカバー「移民の歌」「コミュニケイション・ブレイクダウン」ではその激しくも正確なドラミングで会場を驚かせる。
音楽一家の中で育ってきたミュージシャンとして、自身と似たバックグラウンドを持つよよかに共感を覚えたというスペシャルゲストのKenKenとは、今夏の<RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO>に続いてこれが2度目の共演だ。よよかが世界から注目される大きなきっかけとなった楽曲でもある「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」のセッションで会場を沸かせると、オーディエンスの興奮も冷めやらぬ中、よよかとのソロ合戦へ。圧倒的なテクニックの応酬にヒートアップした会場へ追い打ちをかけるように、よよかの弟・しどうもザ・ビートルズの「カム・トゥゲザー」を初披露し、姉に続く才能の片鱗を見せつけた。
ライブも終盤に差し掛かり、よよか作詞作曲の「ハッピー」では再びKenKenが登場。さらに北海道日産のゆるキャラ・ほくにっち君や、北海道文化放送のみちゅバチも加わり、会場一体となっての大合唱と手拍子で道新ホールはこの日一番の盛り上がりを見せた。
アンコール2曲を含め全18曲。9歳の小さな身体に秘められた驚くほどのパワーで演奏しきり、優しい空気とエネルギッシュなサウンドに包まれた記念すべきワンマンライブは幕を閉じた。
なお、よよかはこの後、東京ビッグサイトで10月21日に開催される<ベースの日xドラムの日 楽器フェア50周年スペシャル>に出演。同イベントでは、亀田誠治、ピエール中野との初共演が予定されている。
<かねあいよよかバースデーワンマンライブ2018>
2018年10月14日(日) 北海道・道新ホール<ベースの日xドラムの日 楽器フェア50周年スペシャル>
開場17:30 開演18:00 終演19:30(予定)
詳細: http://musicfair.jp/2018/bassxdrum/
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