Akai Professionalから4×16のRGBパッドを備えたFL Studio専用コントローラー「Fire」登場
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AKAI Professionalから「FL Studio」専用ハードウェアコントローラー「Fire」が登場。10月22日より発売される。
FL Studio専用製品としては初となる「Fire」は、FL Studioの開発元であるImage-Lineと緊密に連携して作られたハードウェアコントローラー。すべてのFL Studioユーザーのために、さらに音楽制作のワークフローを強化するために設計された高性能ツールだ。
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▲USBバスパワーで動作するFireは、コンピューターとの接続はUSBでケーブル1本でOK。
本体は、4×16マトリックスのベロシティ対応RGBパッドを備え、すばやくパターンを作成、トラックを構築することが可能。マウスをクリックすることなく、チャンネルラック、ブラウザ、ツールバー、プレイリストメニューを瞬時に操作できるのもポイントだ。ステップシーケンサーにパターンをすばやくインプット、またライブ用にパフォーマンスモードに切り替えて、ベロシティ対応RGBパッドを使いながらパターンを再生できる。トップパネル上部のグラフィカルOLEDディスプレイは快適なブラウジングをサポート、FL Studioのセッション内のさまざまなファイル、メニュー、パラメーターをカンタンに操作できる。さらに専用トランスポートボタンを使用すれば、再生やナビゲーション、録音機能のコントロールが可能だ。
また、パッドマトリックスには、FL Studioが備えるリズムサンプラー「FPC」やブレイクビーツ作成ツール「SliceX」をシームレスに扱えるMPCスタイルの16パッドレイアウトも用意。伝統的なビート制作やトラック上でフィンガードラムのチョップが行える。
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▲4つのノブでミキサーやバーチャルインストゥルメントをコントロール。OLEDディスプレイの横にはブラウズ用のボタンやノブも備える。
ミキシングにおいては、4バンクの4タッチ・キャパシティ・ノブによりチャンネル、ミキサーおよびユーザーが割り当て可能なパラメーターをコントロール。FL Studioのミキサー内のボリュームとパンを調整して、選択したチャンネル内のフィルターをコントロール、オートメーションをレコーディングすることで、トラック制作にかかる時間を短縮できる。
ソフトウェアとして「FL Studio Fruity Fire Edition」が付属。プラグ&プレイにより革新的なワークフローで作曲、編集、ミキシング、マスタリングをサポート。ピアノロールエディタとステップシーケンサー、500トラック、VST&DXiインストゥルメントのサポート、フルオートメーション機能、18種類以上のバーチャルインストゥルメント、12種類以上のエフェクトとプロセッサにより楽曲制作が行える。
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▲最大4台のFireを接続できるマルチデバイス・モードに対応、1つのFireユニットの4×16マトリクスを8×32のワークフローに拡張できる。チャンネルを拡張したり、シーケンサー内でより多くのパラメーターにアクセスすることが可能。
製品情報
価格:オープン(市場想定価格 22,800円 税込)
発売日:2018年10月22日
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