YOSHIKI、11月に＜YOSHIKI CLASSICAL 2018 ＞開催。アルバムはついに完成

YOSHIKIが本日9月13日（木）、日本外国特派員協会にて記者会見を行い、11月12日、15日に東京国際フォーラム ホールAにて＜YOSHIKI CLASSICAL 2018 ～紫に染まった夜～ YOSHIKI with Philharmonic Orchestra＞を行うことを発表した。

◆会見画像

YOSHIKIはこの日、朝までLAにてレコーディングを行っていたそうで、会見の数時間前に日本に到着したとのこと。パジャマのようなものにジャケットを羽織っただけというラフな格好で空港についたら、すでに多くの報道陣が待っていて驚いたというエピソードも笑みを交えながら明かされた。なお本会見は全て英語で行われたが、会場に大きな笑いが起こる場面も多々あり、YOSHIKIらしいトークが繰り広げられた。


今回の会見は、日本に駐在する世界各国の特派員から以前より熱烈なリクエストがあったことから実現したもの。会見場はキャパをオーバーするほどの記者たちで溢れかえり、これは総理大臣クラスが会見を行う時と同等レベルの稀な規模であった。

事前にいくつか重要な発表があると告知されていた本日の会見だが、YOSHIKIの口から上述の通り、クラシックコンサート＜YOSHIKI CLASSICAL 2018 〜紫に染まった夜〜＞を開催することが告げられた。このコンサートではベートーヴェン、チャイコフスキーなどのクラシック音楽のほか、天皇陛下御即位十年の奉祝曲、そしてX JAPANの楽曲のクラシカルバージョンが演奏されるとのこと。チケットは発表と同時に本日9月13日より、YOSHIKI CARD FC先行がスタートしている。


また、「クラシカルアルバムを作る予定はあるのか」という質問には「出したいと思います」とも答えていた。それに関連し、X JAPANのニューアルバムについては「完成した」と明言。ただしリリース日は未定となっている。

会見ではほかにも来週ドイツでサラ・ブライトマンと一曲演奏すること、マリリン・マンソンと来年あたり新しいプロジェクトをやるかもしれないことなども明かされた。また、昨日報道された北海道胆振東部地震 被災地への1000万円の寄付をしたことについては「アメリカでは（アーティストが）チャリティーを活動していることは普通のこと。こういった活動を日本にも広めたいと思っている」とコメント。

最後にYOSHIKIは「それぞれ個人の決断はリスペクトする。 」とした上で、「アーティストが引退するときは死ぬとき。どんな仕事だって辛いことはある。じゃあいつ戦いをやめるのかといっても自分のためにやっていることではない、みんなのためにやっていること。ひたすら前進して戦い続けるのが人生だと思う」との自身のアーティスト観を語り、大きな拍手に包まれて本日の会見は終了した。