【特集前編】BURNOUT SYNDROMESの機材車に乗ってインタビューしてみた
BURNOUT SYNDROMESが8月3日、新曲「世界を回せ」を配信リリースした。同曲は、彼らが音楽と想いを届けるために、地元・大阪から旅へ出る様子を追った楽曲だ。
翌8月4日には<ROCK IN JAPAN FES.2018>への初出演と、新曲リリース後の初披露が決定しているという情報をキャッチし、BARKSでは歌詞の内容と全く同じ1日を過ごす彼らに密着取材した。
前編でお届けするのは、フェス会場へ向かう機材車のなかで実施したインタビュー。新曲のミュージックビデオにもたっぷりと収められていた、彼らの素顔に迫る。
◆ ◆ ◆
──約半年ぶりの新曲「世界を回せ」が配信リリースされました。ジャケットの公開、ラジオでのオンエア解禁、歌詞画像公開と全貌が見えてきて、7月末に<COCORO FES 2018>で初披露と。反応はいかがでしたか?
石川大裕(B&Cho):新曲というものに対して、今まで応援してくださっている方の期待感は高いのだなというのをすごく感じました。iTunesでのワンコーラス試聴だったり、フルコーラスを1回だけラジオで流したり、僕がやっているWEBラジオで流したりと、リリース前に聴ける場所がそこまで多かったわけではないんですけど、みんなが曲をしっかり知ってくれていて、求められていたんだなというのがわかってすごく嬉しかったですね。
──曲ができたきっかけを教えてください。
石川:夏フェスに出させてもらえるっていうのもありましたし、今までになかった景色をひとつ作りたいなと思ったんです。
──初披露時のライブ写真にも写っていた、タオル回しですね。
▲<COCORO FES 2018>/7月28日大阪・服部緑地野外音楽堂 |
──曲の冒頭の歌詞「ヘッドライト」「次の街」「鼾のハーモニー」この3つで、メンバーが車で移動してライブに向かっていることがわかりました。「マイギター」という歌詞から、熊谷さん目線の曲だと思うのですが、ここまで“熊谷さんが熊谷さんとして”曲に登場するのは珍しい気がします。
熊谷和海(G&Vo):毎回出ているつもりではあるんです、何かしらに姿を変えて。でも、自分の職業のまま出てくるってのは無かったんじゃないかなって思います。
──ギターソロ前の、エフェクトがかかったセリフの部分で「マイクチェック ワンツー」ってリハーサルをしていますよね。細かい演出でおもしろかったです。
熊谷:その部分は直前に考えました。録りながらでしたね。話が時系列になるように曲を作っていたので、ギターソロの前にはリハーサルが欲しいなって。曲と現実が重なるようなギミックをひとつ入れてみました。曲の舞台はフェスで、そこでのリハーサルはディレイが効いているイメージがあり、ああいう空気感みたいなものを表現できないかなと思って作った場所です。
◆インタビュー(2)へ
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