【インタビュー】OLDCODEX、3度目のアニサマは「ある意味初めてOCDとして出られるステージ」

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▲(c)Animelo Summer Live 2018/MAGES.

■「コイツら、ホントにいいヤツらだな」と思いながら歌ってた。(Ta_2)
■アニサマというイベント自体が作り出す熱を感じて、倍にして返さなきゃって思っていた(YORKE.)


——OLDCODEXとして初出演の2013年にはTVアニメ『黒子のバスケ』エンディングテーマ「カタルリズム」と『Free!』のオープニングテーマ「Rage on」を演奏したんですよね。翌年にも出演していますが、さいたまスーパーアリーナの景色を見て感じたこととか、思い出はありますか?

Ta_2:初回に俺、風邪ひいて思いきり熱出したんだよね。ギリギリまで仮眠室で寝てて、ステージ上がって歌ったんだけど朦朧としててほとんど覚えてない。


▲(c)Animelo Summer Live 2013/MAGES.

YORKE.:確か入り時間もめっちゃ早かったよね。

Ta_2:そう。測ったら39度6分もあって「こんなに熱出るんだ」って思ったのしか記憶にない(笑)。2回目は「Rage on」でウイングに行ってみたら、客席の導線とつながっていて「これ下に行けるじゃん」って。

——ステージから降りて歌っていましたよね。

Ta_2:降りたらスタッフさんが「どうぞ、どうぞ」っていう感じで道を開けてくれたんだよね(笑)。

——そうなんですか。事前打ち合わせがあったのかと。

Ta_2:や、思いつきで。そしたら、どこを歩いても大丈夫で結局、1周回っちゃったんだよね(笑)。お客さんのすぐ目の前で歌って初めて見たんだろうなっていう人もノリを何とか掴もうとしているのがわかって「コイツら、ホントにいいヤツらだな」と思いながら歌ってた。「気持ちの交換してるな」ってこっちも自然と笑顔になって、それがすごく嬉しかった。下から、さいたまスーパーアリーナの景色を見たのも面白かったし。


▲(c)Animelo Summer Live 2013/MAGES.

YORKE.:アニサマの思い出は、過去2回に関してはTa_2がメインで立つフィールドっていう意識でいたので、僕は一歩退いたところでどう支えようかなって。で、いざ、ステージに出たらお客さんの数と熱量の高さとOLDCODEXが知られていることに驚いたよね。とにかく与えられた時間の中、自分のパフォーマンスに集中することしか考えてなかったんだけど、客席の熱さに持ってかれたところもあったし、今、考えたらどこか冷静じゃなかったのかもしれない。会場の大きさはあまり気にしないんだけど、アニサマというイベント自体が作り出す熱を感じて、倍にして返さなきゃって思っていたら、アッという間に終わっちゃった。楽屋裏ではmotsuさんが「一緒に写真、撮ろうよ。CODEX!」ってガンガンに来てくれたりして、初めましてすぎてどうしたらいいのかなって(笑)。

Ta_2:(笑)あったね。

YORKE.:会場の裏は和気あいあいとした空気なんだけど、当時の僕は知ってる人が全然いなかったから、距離感つめてくる感じに一瞬戸惑った(笑)。で、「こっちももう少し心をオープンにしなきゃ」って。控えめに見えてハートが最強な人たちが多いのかなと思ったよね。僕はハートが弱いから突っぱっているけど、ああいうふうにまっすぐ来られると「えっ!?」って。

Ta_2:俺はずっとほっといてた(笑)。

YORKE.:Ta_2は仲がいい人が多いから、紹介してもらうことも多くて。

Ta_2:2回目はそうだったね。水樹奈々さんだったり、宮野真守さんとか。


▲(c)Animelo Summer Live 2014/MAGES.

——楽屋裏は賑やかなんですね。

Ta_2:すごく賑やか。

YORKE.:一種の空気みたいなものが出来上がってるんだけど、その中に入っていったら受け入れてくれそうな人たちばっかりだなと思った。今年は勇気を持って話しかけたいと思います(笑)。あと長くやってると面白いのは、以前はTa_2がアニメに出てるってことがキッカケだったりしたのが、「YORKE.ヤバイ!」ってOLDCODEXのライブが入り口になってアニメを見たよ!って人も増えてきたんだよね。僕自身、昔よりOLDCODEXの中での立ち位置がハッキリしたっていうのもあるし。

——ますます当日のステージがどうなるか楽しみですね。

Ta_2:この4年で自分の中にアイディアも貯蓄されたし、OLDCODEXのフロントマンとしてどうあるべきか考え尽くしてきたから、培ってきたものをしっかり表現したいですね。

YORKE.:これまで手掛けてきたアニメの主題歌をもう1回、OLDCODEXが流行らせるぐらいの気持ちでやりたい。もう放映が終わったアニメもあるけど、プライドを持って形にしたものを伝えるにはいいフィールドだしね。

Ta_2:うん。しかも今はワンクールで新番組が70~80本あるから、なかなか全ての作品を追いきれないと思う。俺たちもTVアニメや映画の主題歌をやっているけれど、OLDCODEXのライブを見たことがない人もたくさんいるから、そういう曲たちをまるっとまとめて新しい発見をしてもらったり、自分たちも含めてみんながWin-Winになるライブをしたいですね。

取材・文◎山本弘子


▲<Animelo Summer Live 2018 “OK!”>パンフレット表紙/裏表紙
▲(c)Animelo Summer Live 2018/MAGES.

■<Animelo Summer Live 2018 “OK!”>オフィシャルパンフレット

【発売日】8/24(金)~26(日)の3日間、さいたまスーパーアリーナのアニサマ物販エリアにて販売
【内容】出演アーティストプロフィール掲載のほか、インタビューを多数収録!
【インタビュー】OLDCODEX、Aqours、TrySail、GARNiDELiA、ORESAMA、DearDream、レン(楠木ともり)、Poppin’Party、いとうかなこ、神前 暁(MONACA)、唐沢美帆
【特典映像DVD】ウマ娘 プリティーダービー Animelo Summer Live 2018出走記念「アニサマダービー」トレーニング
【価格】3,500円(税込)

<Animelo Summer Live 2018 “OK!”>

日時:8月24日(金)、8月25日(土)、8月26日(日) 各日14:00開場、16:00開演
会場:さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)
料金:全席指定/前売り \9,200(税込・各日)

■8月24日(金) 出演アーティスト
Aqours/亜咲花/いとうかなこ/伊藤美来/Wake Up, Girls!/内田彩/OLDCODEX/GARNiDELiA/黒崎真音/Zwei/DearDream/Do As Infinity/中島愛/春奈るな/Poppin’Party/MYTH & ROID/三森すずこ/山崎エリイ/レン(楠木ともり) 他(50音順)

■8月25日(土) 出演アーティスト
アイドルマスター SideM/内田真礼/ウマ娘 プリティーダービー/大橋彩香/GRANRODEO/スタァライト九九組/竹達彩奈/茅原実里/TRUE/TrySail/fhána/水瀬いのり/Minami/宮野真守/山崎はるか/悠木碧 他(50音順)

■8月26日(日) 出演アーティスト
アイドルマスター ミリオンライブ! ミリオンスターズ/i☆Ris/蒼井翔太/上坂すみれ/オーイシマサヨシ/OxT/小倉唯/ORESAMA/ZAQ/妹S/JAM Project/鈴木このみ/鈴木みのり/東山奈央/ヘルシェイク矢野/早見沙織/ミルキィホームズ/YURiKA 他(50音順)

主催:MAGES./文化放送/BSフジ
協賛:ANiUTa/グッドスマイルカンパニー/LIVE DAM STADIUM
後援:埼玉県
KADOKAWA/キングレコード/ZERO-A/ソニー・ミュージックエンタテインメント/DIVE II entertainment/日本コロムビア/バンダイナムコエンターテインメント/5pb.Records/フライングドッグ/ブシロードミュージック/ポニーキャニオン/ランティス (50音順)
協力:さいたまスーパーアリーナ/セブン-イレブン・ジャパン/タワーレコード/ぴあ

公演・チケットのお問合せ:[問]チケットポート 03-5561-9001



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