TOTO、ウィーザーのカバーにお返し

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TOTOは、彼らの楽曲「Rosanna」と「Africa」をカバーしたウィーザーに敬意を表し、お返しに、彼らの曲「Hash Pipe」(2001年発表のサード・アルバム『Weezer(ザ・グリーン・アルバム)』に収録)のカバーを公開するそうだ。

◆TOTO画像

ウィーザーは、ファンからの要望に応え、5月、「Africa」のカヴァー・ソングをリリース。9年ぶりに全米トップ100に入るヒットとなった。

米ラジオ局KROQのDJたちが先週(7月25日)、今度はTOTOがウィーザーの曲をカバーして欲しいと話していたところ、スティーヴ・ルカサーが「ヘイ @KROQと@Tedstryker(DJ)、君らがラジオで話していること聞いたよ。話をしよう…すぐに(DMしてくれ)」とツイート。2日後、早速、ルカサーとスティーヴ・ポーカロがKROQの番組にゲスト出演し、言われるまでもなく、すでにウィーザーのカバーに取り掛かっており、間もなく公開予定であることを明かした。

ポーカロは、「“Africa”のことを知り、ルークに “僕ら、お返ししないと。曲を選んで、彼らに送り返そう”ってメールしたんだ」と話した。「(最初は)“Beverly Hills”を聴いて、“Africa”タイプのヴァージョンを作りたいって思った。でもすぐに、違うものにしたい、ロックンロールなものをやりたいって思い直したんだ。僕らが優れたロックンロール・バンドであることをみんなに示したかった。僕はあのバンド、彼らの音楽を愛してる。ジョセフ(・ウィリアムズ/Vo)と僕は、ジョセフがどの曲を歌いたいか考慮しつつ、他の楽曲も聴いてみて、“Hash Pipe”に落ち着いたんだ」

ポーカロは6月、ウィーザーがアメリカのトーク番組『Jimmy Kimmel Live!』で「Africa」をパフォーマンスした際、サプライズ出演していた。ポーカロはそのときのことについて、「(ウィーザーの)みんなスウィートだったよ。彼らは素晴らしかった。ものすごくリスペクトしてくれて、一緒に楽しい時間を過ごした」と話した。

Ako Suzuki
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