【座談会】Tetsu (D’ERLANGER)、DUCK LEE+TUSK (THE SLUT BANKS)、SHOWY (Justy-Nasty)、「ZI:KILLもCRAZEも解禁!?」
■kyoちゃん、ROD、TUSKっていう3人が
■同じステージに並ぶことが嬉しい
TUSK:ちなみに過去2回の<The Time Machine Never Destroyed>ではどんな曲をセッションしたんですか?
SHOWY:それぞれのバンドを二分して別の二組をつくったり、お互いの曲をみんなで演ったり。
Tetsu:去年はTime Machine kyo TeamとTime Machine ROD Teamの2チームで2曲ずつ演ったんだよね。ROD TeamはSPYの「SPY OF LOVE」とJusty-Nastyの「BABY,IT’S ALLRIGHT」、kyo TeamはJusty-Nastyの「BORDER LINE」とD’ERLANGERの「DARLIN’」。で、最後に全員でTHE DAMNEDの「Love Song」とBODYの「I LOVE YOU」を。
SHOWY:3年目は、そのマンネリ感を避けたいよね(笑)。
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Tetsu:本物が2人いるからね(笑)。ZI:KILLは触っていいんだかわからなかったんだけど、最近はもう解禁かな?
DUCK LEE:Tetsuがドラマーだったときの曲を演ればいいじゃん。
Tetsu:いや、俺がドラマーだったときのレコーディング曲って、厳密にいうと2曲(「HERO」「YOUR FACE」)しかないから。むしろ、敢えてそれじゃない曲を演りたいな。ZI:KILLの曲だったら何が聴きたい?
SHOWY:「華麗」かな。ベースが速いから自分が弾くとなったら面倒くさいけど(笑)。
TUSK:えー、そんなこと言わないでくださいよ(笑)。
DUCK LEE:ギターは一郎(CIPHER / D’ERLANGER)?
TUSK:えっ、一郎さんがZI:KILL弾いてくれるの?
Tetsu:そりゃそうでしょう。ZI:KILLの『CLOSE DANCE』の頃までは、みんな同じエリアに住んでたし、年中聴いてたよ。
DUCK LEE:よし。セッションの目玉ができた。ま、最悪、ジェット(横関敦 / DR.SKELTON / THE SLUT BANKS)に弾かせるか(笑)。ジェットと一郎のツインギターっていうのも凄いな。なかなかこの絵面は観られないよ(笑)。
SHOWY:それはすごい(笑)。
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DUCK LEE:Tetsuが最高のドラムを叩いてくれるならね(笑)。
Tetsu:もちろん叩きますよ。じゃあ、ZIGGYを演るとして定番は「GLORIA」でしょ。でも今回は東名阪ツアーだから、3曲あったほうがいいよね。「GLORIA」のほかに「I'M GETTIN' BLUE」。あと1曲は?
DUCK LEE:いやいいよ! ZIGGYをそんなに演らなくても(笑)。「GLORIA」だけで十分。「GLORIA」は「雨上がりの夜空に」とか「ジョニー・B・グッド」扱い (セッション定番曲)。
Tetsu:いや、俺は結構ZIGGY聴いてたし、kyo (D’ERLANGER)ちゃんが歌うハノイ・ロックスばりの「I'M GETTIN' BLUE」を聴きたい。
TUSK:RODくんが歌う「TOKYO CITY NIGHT」もいいですね。
DUCK LEE:いやだから、お客さん誰も知らないでしょ(笑)。CRAZEは演らないの? だって、Tetsuと一郎が居るうえに、歴代ヴォーカリストが2人(ROD / TUSK)も揃ってるんだから。
Tetsu:やぶさかではないし、全然出来るんだけど……。
DUCK LEE:これまでセッションで演ったことはないの?
SHOWY:「I LOVE YOU」は演ったよね。
Tetsu:「I LOVE YOU」はもともとBODYの曲だから。演ってないんだよ、CRAZEは。演ってないだけに一度演っちゃうと、また来年イベントを開催するときに「今年はCRAZE、何の曲を演ってくれるのかな」って、一人歩きしてしまうのがちょっとイヤだなという。
DUCK LEE:演る!って煽っちゃえばいいんだよ、前煽りの座談会なんだし(笑)。……演る演る詐欺みたいなイベントになっちゃうか(笑)。
Tetsu:CRAZEありきのイベントではないし、CRAZEはこれまでThe Time Machine Never Destroyedセッションとかでもイジってないんだよね……でも……演っちゃうかもしれないし(笑)、演らないかもしれない(笑)。
DUCK LEE:じゃあ、ここで“演る”と宣言して、たくさんのお客さんに来てもらおう(笑)。お客さんが喜ぶことをやるのが一番いいんだから。一郎は大丈夫?
Tetsu:生粋の体育系なので、大先輩戸城さんの“どうしても演れ”っていう半強制発言があれば、全然演るでしょうね。演るんだったら、成一(飯田成一 / ex.CRAZE)さんにも来てもらったほうがいいだろうけど、そのセッションのためだけに?という疑問もある(笑)。だったら、この3バンドだからこそ盛り上がるセッションのほうがいいのかな。
TUSK:RODくんとkyoちゃん、一郎さん、戸城さんがいたら、やっぱりハノイ・ロックスなんじゃないの?
Tetsu:そここそRALF (Justy-Nasty)のドラムの出番だよ。カネタク(THE SLUT BANKS)ではないし、俺だとヘヴィすぎるから。ところで、RODの病状(4/14@代々木Zher the ZooでのMETALIC&ソロLIVEは藤崎賢一[ROD]急病のため延期)はどうなの?
▲Justy-Nasty |
Tetsu:去年末くらいにJusty-Nastyのライヴへ遊びにいったんだけど、雰囲気がすごくよくて。RODが「来年はアルバムを出して全国ツアーだ」みたいなことを言ってたから、よっしゃきた!と思ってたんだけど。“急病”って知らせを聞いて心配してたんだよね。でも、このイベントに照準を合わせて復帰してくれるって聞いて安心した。まず俺的には、kyoちゃん、ROD、TUSKっていう3人のヴォーカリストが、同じステージに並ぶっていうことが嬉しいわけでさ。
DUCK LEE:Tetsuと一郎にとってはそうだろうな。
Tetsu:その3人の姿を観ながら、ドラムを叩きたいっていうのはあるよね。それが「GLORIA」なのかハノイ・ロックスの曲なのか。3人で歌うとしたらそういう選曲になるよね。
DUCK LEE:いやもう、ZIGGYの曲とかどうでもいい! そんな選曲は目玉でもなんでもないから(笑)。
TUSK:SHOWYさんはシンガーでもありますから、場合によっては4人で歌うということも考えられますよ。
SHOWY:ははは!
Tetsu:それを言ったら、戸城さんも1曲歌ってなかったっけ(ZIGGY「のらねこのKUROくん」)。うちのSEELAは冗談でも歌うなんてムリだからね。しゃべることすら障害があるんだから(笑)。
DUCK LEE:だから、ZIGGYの話はもうどうでもいい(笑)!
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