現代のニーナ・シモンとも称されるジョージア・アン・マルドロウ、BrainfeederからSG発売

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ジョージア・アン・マルドロウが6月20日に、Brainfeederからシングル「Overload」をリリースした。

◆「Overload」音源

今年2018年に設立10周年を迎え、ますます勢いを増すフライング・ロータス主宰レーベル、Brainfeeder。今夏には<ソニックマニア>でステージをまるごとジャックし、フライング・ロータス、サンダーキャット、さらにジョージ・クリントン&パーラメント・ファンカデリックといった驚きのラインナップが決定している。そんな彼らが契約したのが、現代のニーナ・シモンとも称される先鋭的ソウル・シンガー兼トラックメイカー、プロデューサーのジョージア・アン・マルドロウである。

ジョージア・アン・マルドロウとの契約は、Brainfeederとジョージア双方のファンを喜ばせるだけでなく、今後のレーベルの音楽的方向性やスピリチュアリティを示す上でも大きな意味を持つだろう。彼女の加入に誰よりも興奮しているというフライング・ロータスは、先日行われたLA公演でもジョージア・アン・マルドロウをサポートアクトに起用している。

尚、このたびリリースされた新曲「Overload」のプロデュースをつとめたのは、かつてはフューチャリスティックス名義で活動し、スヌープ・ドッグ、フェイス・エヴァンス、T.I.、ルーペ・フィアスコ、BJ・ザ・シカゴ・キッド、Gイージー、ジェイ・ロック、ドモ・ジェネシス諸作などを手がけてきた西海岸屈指のプロデューサー・デュオ、マイク&キーズだ。


▲シングル「Overload」

ジョージア・アン・マルドロウは、2000年代半ば、ヒップホップ、ジャズ、アヴァン・ソウルから多くの才能が誕生し一つのムーブメントとなっていたLAシーンに登場し、Stones Throw初の女性アーティストとしてリリースした2006年のデビューアルバム『Olesi: Fragments Of An Earth』を筆頭に数多くの秀作をリリースすると共に、シンガー、ソングライター、プロデューサーとして輝かしいキャリアを歩んできた。これまでに、サンダーキャットも参加したエリカ・バドゥの名作『New Amerykah Part Two』に参加した他、彼女の才能を称賛するケンドリック・ラマー、マッドリブ、ビラル、ロバート・グラスパーらともコラボレートを重ね、ジョティ名義でリリースした『Ocotea』はジャイルス・ピーターソンのWorldwide Awardsで「Jazz Album Of The Year」に輝いている。

※アーティスト写真 by Rob Seher

■ Georgia Anne Muldrow「Overload」

label: BRAINFEEDER

iTunes: https://apple.co/2tqbWzF
Apple Music: https://apple.co/2KdQoRg
Spotify: https://spoti.fi/2K6aPMT
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