ロバート・プラント、音楽スタイルを変えたきっかけの1つはレディオヘッド

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ロバート・プラントが、自身が制作・パフォーマンスする音楽のジャンル/スタイルを変えようと思ったきっかけについて語った。

◆ロバート・プラント画像

『House of Strombo』に出演したプラントは、変化は「2000年までに培われていた」と話した。「ジミー・ペイジとエジプトのオーケストラと共に世界中を周っていたとき、ある夜、その頂点に達したんだ。ドイツ、マンハイムでだ。僕らは大きなコンクリートのキューブの中でプレイし、男ばかりのオーディエンスが拳を振り上げていて…、“ああ、もう僕にこれは必要ない。ここから降りるときがきた”って思った」

また、1998年12月に開かれた<アムネスティ・インターナショナル・ヒューマン・ライツ・コンサート>のことだと思われるが、レディオヘッドのパフォーマンスに感銘を受けたという。

「僕ら、パリへ行き、人権宣言50周年でプレイしたんだ。レディオヘッド、ブルース・スプリングスティーンのアコースティック、ピーター・ガブリエルのアコースティックがあって、ダライ・ラマが出て…。レディオヘッドのギタリストが、ソロのときひざまずいて、ペダルをいじり始めたんだ。押しつぶしたような音を出してた。僕は“ああ、自分がいた世界とは表現方法なんかずい分違うんだな”って思ったよ。変わるときがきたって実感した。そして、曲を作り始めたんだ」

プラントはその後、2002年に7枚目のソロ・アルバム『Dreamland』を発表。アリソン・クラウスとコラボした『Raising Sand』(2007年)でグラミー賞の最優秀アルバムと最優秀コンテンポラリー・フォーク/アメリカーナ・アルバムなどを受賞した。

Ako Suzuki
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