エミネム、銃声を彷彿させる音批判で警告
エミネムは、今月初めアメリカで開催された<Bonnaroo Music and Arts Festival>で銃声に似た音を出し批判されたのを受け、週末(6月16日)出演した<Firefly Festival>では事前に警告を発したそうだ。
◆エミネム画像
エミネムは、ステージ横のスクリーンに「もし大きな音にすぐ怖がったり、どぎつい歌詞に気分を害するなら、ここにいるべきではない」とのメッセージを映し出したという。
エミネムは<Bonnaroo Festival>でパフォーマンス中、銃声を彷彿させるサウンドエフェクトを使用したとして物議をかもした。スポークスマンは後に、銃声のサウンドエフェクトではなく発火装置の音で、これまで10年以上同じことをしてきたがクレームはなかったと釈明したが、昨秋、ラスベガスで開かれたカントリー・ミュージック・フェスティバル<The Route 91 Harvest>で銃乱射事件が起きているだけに、本物だと勘違いし、パニックを起こすオーディエンスもおり、エミネムだけでなく、フェスティバル主催者を非難する声が上がっていた。
<Firefly Festival>の開催者はこの数日前、音については事前に警告を発する予定で、「曲の一部であり、エミネムのチームはまだ使いたがっているので、過剰反応しなくて済むよう、警備員たちにも知らせている」と、地元のTV局WBOC 16に話していた。
エミネム側、主催者側どちらが言い出したのかは不明で、このような警告が発せられるのは稀だが、この先、エミネムのフェスティバル出演では当たり前のことになるのかもしれない。
Ako Suzuki