リリー・フランキーがプロデュース&白石和彌監督&蒼井優主演、星屑スキャットの10分超MV

ポスト


ミッツ・マングローブ、ギャランティーク和恵、メイリー・ムーの女装シンガー3人による音楽ユニットの星屑スキャットが、「新宿シャンソン」のミュージックフィルムを公開した。

◆「新宿シャンソン」ミュージックフィルム

同曲「新宿シャンソン」は、リリー・フランキーが自身のペンネームであるエルビス・ウッドストック名義で作詞を手掛けている。小説家、俳優、イラストレーター、ミュージシャンなど、そのマルチな才能であらゆるカルチャーを牽引するリリーだが、星屑スキャットの音楽に欠かせない“昭和歌謡”も彼が愛する世界のひとつであり、テレビ番組での共演をきっかけに星屑スキャットを見初めたという。その後も彼らのライブやステージに何度も足を運び、自身が主催する音楽イベント<ザンジバルナイト>や、MCを務めるNHK-BS「The Covers」への出演をオファーするなど親交を深めてきた。

▲リリー・フランキー

▲星屑スキャット

リリーが「星屑スキャットには金の匂いがする」とペンを走らせ、自らの手でメンバー3人に楽曲を届けてから早5年。幾度となくステージやテレビで歌われてきたこの8分を超える壮大なバラードは、4月25日に星屑スキャットが発売したファーストアルバム『化粧室』にて初音源化が実現した。

▲アルバム『化粧室』

女優・蒼井優主演、白石和彌監督による今回の「新宿シャンソン」の映像は、リリー・フランキー総指揮のもと新宿を舞台に楽曲の世界観を表現しており、ミュージックビデオの概念を超え、全10分にも及ぶ「ミュージックフィルム」として制作された。撮影は4月下旬に全編新宿で行われ、星屑スキャットのメンバーもドラァグクィーン(メイリー・ムー)、スナックのママ(ギャランティーク和恵)、酒場の客(ミッツ・マングローブ)として出演している。

男と別れてから歌を歌えなくなった歌うたいの女(蒼井優)が、あてもなく新宿の街を彷徨い歩き、時にはライブハウスで、時にはゴールデン街のスナックで酒を呑むが、現れるのは不思議な仮面を被った男。仮面の男は過去の男なのか、それとも女の未来か……? 映像を是非チェックしてほしい。


1stアルバム『化粧室』

2018年4月25日発売
COCP-40302~3(2枚組)
¥3,500(税込)

(DISC1)
1.Knock Me In The Middle Of The Night
2. 愛のミスタッチ
3. ANIMALIZER (2018 new mix)
4. 半蔵門シェリ
5. 波の数だけターコイズ
6. 降水確率
7. 星屑スキャットのテーマ(2018 new mix)
8. マグネット・ジョーに気をつけろ(シングル・バージョン)
9. Interlude - Cosmetic
10. コスメティック・サイレン
11. REMEMBER THE NIGHT(2018 new mix)
12. HANA-MICHI
Bonus Track: ご乱心(2018 extended mix)
(DISC2)
1.新宿シャンソン

◆星屑スキャット オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報