アコースティック・ドラムと同じ演奏感を実現、スマホとも連携できる自宅練習に最適な電子ドラム「TD-17」シリーズ

アコースティック・ドラムと同様の演奏性と表現力を備え、スマートフォンとワイヤレス接続して楽しく自宅練習できる電子ドラム「TD-17」シリーズが、ローランドの「Vドラム」最新モデルとして登場。自宅で練習を始める初心者や、効率的に演奏スキルを高めたいドラマーに最適な「TD-17KVX-S」「TD-17KV-S」「TD-17K-L-S」の3機種が5月12日より発売される。

1970年代の登場以来技術の進歩とともに性能が向上、現在ではアコースティック・ドラムに近いサウンドや表現力を実現するまでになった電子ドラム。その一方で、普段自宅で電子ドラムでの練習をする際に、スネアやシンバルなどのサイズや打感について、よりアコースティック・ドラムに近い感触になるよう改善を要望する声が多かったという。その声に応えたのが今回の新モデルだ。

「TD-17」シリーズでは、アコースティック・ドラムと同じ身体の使い方・感覚で演奏できるよう、新たにパッドと音源を開発。スネアには12インチの広い打面を持つ「PDX-12」、ハイハットには叩いた際の自然な揺れを実現した「VH-10」、そして音源部には「Vドラム」フラッグシップ譲りのドラム音色を内蔵した「TD-17」を採用。叩く強さによる音色の変化も緻密に再現し、アコースティック感覚の演奏性と表現力豊かなサウンドでの自宅練習が可能に。これにより、ステージ本番でのアコースティック・ドラムも練習時の感覚と違和感なく演奏できる。




スマホとワイヤレス接続できるBluetooth機能も大きな魅力だ（Bluetooth機能は「TD-17KVX-S」「TD-17KV-S」に搭載）。お気に入りの動画やステージで演奏する曲に合わせて練習し、アンサンブルの中での演奏力を自宅での練習時にも鍛えることができる。

さらにテンポ感覚を磨いたり、グルーブ感覚を養う基礎練習機能も搭載。得点評価で上達速度を示し、単調になりがちな練習をサポートする。また、パソコンと接続してゲーム感覚で練習できるMelodics社のアプリケーション「Melodics for V-Drums」にも対応（無料でダウンロード可能）。パソコンの画面で叩いたタイミングを視覚的に確認しながら効果的に練習することができる。

音源部は高品質の内蔵ドラム・サウンドに加え、こだわりの音作りをシンプルな操作で行えるのがポイント。内蔵エフェクターや音を重ねられるレイヤー機能などを駆使して好みの音色を作り込めるほか、ユーザー・サンプル機能搭載で、SDカードに保存したオーディオ・ファイルを取り込んで再生することも可能。また、USBケーブルでパソコンと接続すれば演奏情報をMIDIでパソコンに送れるので、楽曲制作にも生かすことができる。