【対談】AK-69×Toshl(X JAPAN)、衝撃コラボの顛末
■壁はまったく関係なくなるんじゃないかと(AK-69)
■良い友達を得た感じ(Toshl)
──Toshlさん、バンドやソロの時とはやはり、歌う時のメンタリティは違いますか。
Toshl:そうですね、でもさっきおっしゃったように、AKさんのラップがあって、僕の歌がドーンと入ってくる、そういうキー設定で作っていただいていたので、最初は「こんなに高いのは歌えないんじゃないか」と思ったんですけど。
AK-69:ふふふ。
Toshl:さすがに、小学生の時から長年聴いているだけあるなと(笑)。やっぱりあの音域が、あの響きが欲しいんだなというのが、ひしひしと伝わってきたので。
──X JAPANのバラードに共通する、あのハイトーンの音域そのままですよね。
Toshl:半音下げたほうがいいんじゃない?とか、弱気なことも相談したんですが、やっぱりこのままいきましょうということになり、歌わせていただきました。30年前の声の響きを今またもう一度、彼に再現してもらったような気がしていて、自分としてもそこにガッツが入ったという感じがしますね。
──両者のファンが驚き、そして喜ぶコラボレーションになったと思います。
AK-69:相まみえないファン層だったりするかもしれないですけど、でも素晴らしい音楽ができることによって、そういう壁はまったく関係なくなるんじゃないかと。ヒップホップが好きだろうと、Toshlさんのパートを聴いて心震えない奴はいないだろうし、Toshlさんの音楽しか知らなくて、俺の音楽をまだ知らない人も、この歌で知ってもらえるきっかけになるかもしれないし、そういう力があるコラボレーションなんじゃないかなと思いますね。
──Toshlさんは、AKさんのファン、ヒップホップのリスナーにこの歌が届くことに、どんな思いがありますか。
Toshl:素直にうれしいですね。できれば僕がラップの部分をやってみたい。
AK-69:それヤバいですね(笑)。で、俺がメロディを歌う。
Toshl:めちゃめちゃかっこいいじゃないですか、このラップ。一回カラオケボックスに行って、ラップの部分を教えてほしい。
AK-69:Toshlさんがラップ歌ってる間に、俺はヘリウムガスを吸ってますよ(笑)。
Toshl:このあと、もしもライブをやる機会があったら、一回はそういうことをやってみたい。ラップってこんなにかっこいいと思わなかったんですよ。いつも真似して歌っているんですけど、なかなかできなくて。でも今日、「Yeeaah Man!」のやり方を教えてもらったので、少しでもAK-69に近づけるように頑張りたいなと思います。でも本当に、世代は離れているかもしれないけど心は一つというか、良い友達を得た感じがしています。これからもいろんなことを一緒に楽しみながらできる仲間ができたなと思って、本当にうれしいです。
AK-69:もったいないお言葉です。ありがとうございます。
取材・文◎宮本英夫
撮影◎Yuji Kaneko
配信情報
2018年5月14日(月)より配信
アルバムリリース情報
2018年6月20日(水)発売
UICV-1098 / ¥3,000円(税抜)
[収録予定曲]
「BRAVE feat. Toshl(X JAPAN)」ほか予定
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