ザ・ナイト・フライト・オーケストラ、円熟と洗練を刻み込んだ芳醇なロック・サウンド
SOILWORKやARCH ENEMYのメンバーが在籍するクラシック・ロック・プロジェクト:ザ・ナイト・フライト・オーケストラが、4thアルバム『サムタイムス・ザ・ワールド・エイント・イナフ』をリリースする。2018年6月29日、世界同時発売だ。
◆ザ・ナイト・フライト・オーケストラ映像&画像
ザ・ナイト・フライト・オーケストラ発足のアイディアが芽生えたのは2006年、SOILWORKの6th『STABBING THE DRAMA』にともなう北米ツアー中にヴォーカルのビョーン“スピード”ストリッドとツアー・ギタリストだったデイヴィッド・アンダーソン(現在はバンドの正式メンバー)の2人が「自分達がいかに昔のハード・ロック、クラシック・ロック、AORが好きか」という話で盛り上がったことがきっかけだったという。
2人のもとに集まったのはARCH ENEMYやSPIRITUAL BEGGARS等で活動しているシャーリー・ダンジェロ(ベース)、MEAN STREAKに在籍しているヨナス・カールズバック(ドラムス)、ビョーンの幼馴染みであるリチャード・ラーソン(オルガン、キーボード)といった面々だ。
それぞれ別のバンド活動等を抱えているため作業はすぐに進まなかったものの、2011年の後半に、彼らはアルバムのレコーディングに着手、2012年に発表されたのがザ・ナイト・フライト・オーケストラの1stアルバム『INTERNAL AFFAIRS』だった。SOILWORKやARCH ENEMYといった肩書きからは想像のつかないクラシック・ロック・サウンドは驚きと絶賛をもって迎えられ、彼らとしてもザ・ナイト・フライト・オーケストラの活動について大きな手応えを感じることとなった。2014年には、ギターやコンガ、パーカッションを担当するセバスチャン・フォースルンドを6人目のメンバーとして迎え、現在のメンバーラインナップが完成する。
前作『アンバー・ギャラクティック』の発表から1年足らずの間隔でリリースされることになった当『サムタイムス・ザ・ワールド・エイント・イナフ』は、これまでのスタイルを順当に受け継ぎながら、時によりハードにロックし時によりソフィスティケイトなアレンジにより、幅広い世代のロック・リスナー達にアピールすることになりそうだ。従来のエクストリーム・メタルから距離を置き、円熟と洗練を刻み込んだ芳醇なロック・サウンドがたっぷりと楽しめる。
写真:Carlos Holmberg
ザ・ナイトフライト・オーケストラ『サムタイムス・ザ・ワールド・エイント・イナフ』
【50セット通販限定 CD+Tシャツ】¥5,000+税
【CD】GQCS-90609 / 4562387206629 / ¥2,300+税
※日本盤限定ボーナストラック収録/日本語解説書封入/歌詞対訳付き
1.ディス・タイム
2.ターン・トゥ・マイアミ
3.パラライズド
4.サムタイムス・ザ・ワールド・エイント・イナフ
5.モーメンツ・オブ・サンダー
6.スピードワゴン
7.ラヴァーズ・イン・ザ・レイン
8.キャント・ビー・ザット・バッド
9.プリティ・シング・クロージング・イン
10.バルセロナ
11.ウィングド・アンド・サーペンタイン
12.ザ・ラスト・オブ・ザ・インディペンデント・ロマンティックス
13.マージョリー ※ボーナストラック
14.パシフィック・プリーステス※日本盤限定ボーナストラック
【メンバー】
ビョーン・ストリッド(ヴォーカル)
シャーリー・ダンジェロ(ベース)
デイヴィッド・アンダーソン(ギター)
リチャード・ラーソン(キーボード)
ヨナス・カールズバック(ドラムス)
セバスチャン・フォースルンド(ギター/パーカッション)
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