X JAPAN、完全復活。YOSHIKI命懸けのドラミング

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X JAPANの<復活10周年記念 X JAPAN LIVE 2018 アメリカフェス出演直前PREMIUM GIGS 〜YOSHIKI 復活の夜〜>が、4月10日、11日の2日間に渡り、東京・Zepp DiverCityにて行われた。

◆ライブ画像

都内ライブハウスでの単独公演は2008年の赤坂BLITZ以来、実に10年ぶりとなった今回。東京ドームの約1/20という限られたキャパでの特別な空間となった、この「復活の夜」に立ち会えた人はほんの一握り。だがWOWOWでの放送視聴者、そして日本全国の映画館、香港、台湾、韓国の劇場にて開催された生中継ライブビューイングの観客を含めると、東京ドーム以上の盛り上がりがあったのではないだろうか。

YOSHIKIの首の状態はまだ万全ではないものの、命懸けで自身の限界にチャレンジしようとするYOSHIKIの姿に約2,500人の観客は熱狂。「JADE」「RUSTY NAIL」「I.V」「紅」など、昨年の日本ツアーでは見ることが叶わなかった、ドラマーYOSHIKIのパフォーマンスはやはり圧倒的な存在感だった。


また、特別ゲストとしてガンズ・アンド・ローゼズのリチャード・フォータスと、リンプ・ビズキットのウェス・ボーランド、そしてMUCCのミヤたち豪華ギタリスト3名も大いに観客たちを魅了していた。会場の熱気がピークに達した「X」では、観客全員がYOSHIKIの復活を祝った大合唱と“歓喜のXジャンプ”で場内を揺らし、約2時間15分にわたる公演で見事“X JAPAN復活の瞬間”を見せた。

YOSHIKIはライブ中、「ステージに戻ってこれるとは夢にも思っていなかった。ドラマーとしての生命は終わったのかと思っていた」と頚椎人工椎間板置換手術に際しての心情を吐露。そして「みんなの支えでなんとかここまで来ることができました」と涙ながらにファンへの感謝を伝えた。

そして11日の公演では本番開始たった数時間前に、SUGIZOのビザ申請が間に合ったという朗報が公演中に発表され、半ば諦めかけていたX JAPANメンバー揃ってのコーチェラ上陸が叶うという“奇跡”も起こった。X JAPANは休む間もなくこの後米国へと旅立ち、X JAPAN“メンバー7人”で、14日と21日遂にあの「コーチェラ」のステージに降り立つ。世界的アーティストであるビヨンセ、ザ・ウィークエンド、エミネムらと肩を並べて、全世界からの注目を集める大舞台に挑むのだ。X JAPANは「MOJAVE STAGE(モハーヴェ・ステージ)」で、ビヨンセと同時刻にヘッドライナーとして登場することが決定しており、米グラミー賞のオフィシャル・ウェブサイトで発表された「今年のコーチェラ・フェスティバルで最も期待されるパフォーマンス」に、ビヨンセ、ザ・ウィークエンドと並んで3アーティストの中の1組として選出されているほど、世界中からの注目を集めている。


セットリスト

1.MIRACLE(INTRO)
2.JADE
3.RUSTY NAIL
4.KISS THE SKY
5.I.V.
6.GUITAR SOLO
7.DRAIN
8.VIOLIN SOLO
9.BENEATH THE SKIN
10.FOREVER LOVE
11.PIANO SOLO
12.ART OF LIFE
13.紅
ENCORE
14.WORLD ANTHEM
15.ENDLESS RAIN
16.BORN TO BE FREE
17.X
18.TEARS (OUTRO)

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