コブクロの新曲からインスピレーション、高野苺の新連載『君になれ』がスタート

2018年3月24日（土）発売の月刊青年漫画誌『月刊アクション5月号』にて、漫画家・高野苺の新連載『君になれ』の予告が掲載される。本作は、今年9月に結成20周年を迎えるコブクロが4月11日に発売するニューシングル「ONE TIMES ONE」の収録曲「君になれ」とのコラボレーション作品である。

◆シングル「ONE TIMES ONE」 画像

高野苺が、アーティストの楽曲から連載漫画をスタートさせるのは初の試みとなるという。2015年、高野苺の代表作『orange』を実写映画化するにあたり、かねてより原稿執筆中に繰り返し聴いていたコブクロに高野苺が主題歌をオファーしたところ、コブクロは原作漫画『orange』を読み、楽曲「未来」を完成させたという経緯が両者にはある。この縁から、コブクロが漫画『orange』を使ったミュージックビデオ「コブクロ「未来」～コミックス「orange」ver.～」を製作しYouTubeで発表したところ、話題を呼び、コブクロファンと高野苺ファンの親和性の高さを証明した。



その後も「未来」は『orange』にとって大切な楽曲であり続け、同作のTVアニメ・アニメーション映画の主題歌にも使われ、アニメーション映画用の原作として高野苺が描き下ろした『orange』の新作には、「未来」というサブタイトルがつけられた。同アニメ―ション映画原作が収録された2017年5月発売の『orange6-未来-』には、コブクロ「未来」のミュージックビデオ2篇を収録したDVD付き特別限定版も発売されている。

そして、2017年にコブクロのライブツアーで新曲「君になれ」が発表されると、今度はコブクロから高野苺に、楽曲を元にした漫画製作のオファーがあり、高野苺もこれを快諾。楽曲「君になれ」を繰り返し聴き、コブクロとも意見交換を重ね、漫画『君になれ』の第1話が完成したもようだ。なおこの作品は、コミカライズや、1話限定の企画作品ではなく、コブクロが「君になれ」に込めたメッセージを高野苺が読み取り、0から物語や登場人物を作り上げたオリジナルの連載作品となっている。また、月刊アクション6月号（4月25日発売）に第1話が掲載されるのに先駆け、作品紹介や漫画製作の過程をダイジェスト的に見せる、コブクロ「君になれ」のティザー・ミュージックビデオが4月上旬に公開される予定だ。

▲シングル「ONE TIMES ONE」

高野苺、コブクロはそれぞれ下記のコメントを寄せている。