DJ Qbert、DJ Kentaro、DJ RENAら世界屈指のDJ30名が集結した世界初“ターンテーブルだけ”のオーケストラ結成
3月20日(火)の「LPレコードの日」に合わせ、“Rediscover Music”をテーマにTechnicsの「ターンテーブル」だけを楽器に用いた世界初のフルオーケストラ演奏動画「The Philharmonic Turntable Orchestra」が公開された。
◆「The Philharmonic Turntable Orchestra」関連画像&映像
DJ QbertやDJ Kentaroなどのレジェンドやベテラン勢をはじめ、2017年<DMC World Championship>優勝の現役日本人王者であり若干12歳(当時)のDJ Rena(史上最年少世界チャンピオン)など総勢30名の世界屈指のDJたちが一堂に会し、Technicsの象徴であるターンテーブル「SL-1200」シリーズだけを使った、世界初の“ターンテーブルオーケストラ”が実現した。
DJたちは高度なテクニックを用いて、1951年3月20日に日本で初めて発売されたLPレコードの曲や、さまざまなクラシック音源を再構築&マッシュアップ。楽曲の断片がコラージュされ、有機的につながっていく。テーマは “Rediscover Music”。1972年の登場以来、多くのユーザーとともにあらゆる音楽を再構築し、新たな音楽を創り上げてきた「SL-1200」だからこそできる、まったく新しい音楽体験と言っていいだろう。
この度、都内のスタジオに集結したのは、総勢30名の世界屈指の“ターンテーブリスト”と呼ばれるDJたち。2002年アジア人初の世界チャンピオンであるDJ Kentaroはじめ、DMC World Championshipの過去の優勝者ら錚々たるメンバーが燕尾服に身を包んだ。
▲DJ Qbert
▲DJ Kentaro
▲DJ Rena
彼らが使用したのはクラシックなレコードとDJミキサー、そして「SL-1200」シリーズのみ。DJたちは、スクラッチやビートジャグリング、ドラミングなど、それぞれが高度なテクニックや特技を生かして3分強のまったく新しいオリジナルの音楽を生み出した。1972年に登場して以来、Technicsの象徴である「SL-1200」シリーズは、音楽に情熱を注いできた人たちとともに、新たな音楽文化を、感動を創り出してきた。音楽と向き合って聴く機会の減ってきた現代の人々に、驚きとともに「音楽と出会う」感動を再び体験してもらいたい。
なお、サイト上ではTechnicsの機材をモチーフにインターフェースをデザインし、「パフォーマンスムービープレイヤー」として、Start/Stopはもちろん、ボリュームメーター、レベルやピッチフェーダーなどが実装。ミキサーパートではミキサーやキューボタン、ピッチフェーダーを使ってDJたちのパフォーマンスをユーザーがアレンジしながら楽しむことができるようになっているので、合わせてチェックしていただきたい。
◆「The Philharmonic Turntable Orchestra」 オフィシャルサイト
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