【インタビュー】東京女子流、これまでの自分たちに新しい色をプラスした「ラストロマンス」
■「東京に恋をした」という気持ちがすごくわかる
■私たちにとって本当にキャッチーだなって思います
――カップリングの「初恋」を聴けば、「どうなるの?」という期待はさらに膨らむような気がします。タイトルに反した雰囲気ですものね。
中江:この曲はイラストを描いてくださったmajoccoさんの初めての作詞作品なので、私たちもすごく嬉しいんです。女性的な歌詞で、表現がきれいなんです。レコーディング後に聴いたときは、芽生がグループLINEに「すごい良くない?」って、興奮して送ってきたくらい(笑)。綺麗な歌ですし、男性では書けないところがすごくあるので。もちろん男性にも楽しんで聴いていただけると思うんですけど、女性は特に共感して切なくなってもらえると思うので。
――出だしの「東京に恋をした」というフレーズがすごく耳に残ります。
中江:はい。すごく共感しやすいフレーズでした。私たちは全員。地元から上京しているので、「東京に恋をした」という気持ちがすごくわかるんです。デビュー当時、初めて東京に来た時は知らないことだらけだったし、ずっと憧れの場所だったので。今でも東京って、憧れている遠い場所という感じなんです。だから、この言葉って、私たちにとって本当にキャッチーだなって思います。
▲「ラストロマンス」[CD+DVD]
▲「ラストロマンス」[CD only]
――歌詞の世界に入り込めるんですね。
中江:はい。majoccoさん、春ねむりさんと対談させていただく機会があったんですけど、majoccoさんと会うのはそれが初めてだったんですね。だから、私たちのSNSを見てくれたりして、イメージして作詞をしてくださったようなんです。お会いしたときに、「東京を背負っていますよね。頑張ってほしい!」って言われて、すごく嬉しかったんですよ。詞に込めた思いもお聞きしたんですけど、この曲も捉え方がいろいろあるんだなってその時に思って。恋でもあるし、自分が東京の街に恋をしていて、憧れていてっていう気持ちでも聴けると思うし。
山邊:地方に行ってこの曲のパフォーマンスをしたら、たくさんのファンの方に共感してもらえるんじゃないかなと思います。
中江:ひとみは早くこの曲を仙台でやりたいんだよね?
新井:うん。地元なので。
山邊:この曲はまだ歌詞だけしか発表していないんですけど、ファンの方が「この歌詞好き!」とか、私たちたちにTwitterでリプライくれるんです。音源が出ていないのに喜んでくれるのはすごい嬉しいなと思うし、だからこそみんなに早く見てもらいたいと思う。まだ振り付けも何もしていないんですけど、早く見て欲しい。
庄司:私、今朝、「初恋」を聴きながらここに来ました。
▲庄司芽生
――この歌詞の気分になっていた?
庄司:なっていましたね~(笑)。自分たちが、夢を持って東京に憧れて、上京してきたデビュー当時をすごく思い出す内容なので。一瞬忘れかけていたけど、あの頃ってこうだったなっていうのを蘇らせてくれた曲でもあります。すごく大切にしていきたいなって思います。私たちだからこそ歌っていきたいですね。
――自分たちにしかできないことってあるものね。東京に出て来たばかりの頃って、まだ12~3歳ですよね? まだ心が柔らかいその時期に見た東京って、本当に衝撃的だったんでしょうね。
新井:はしゃいでいました。平日は地元の学校に行って、土日は東京で活動しているという感じだったんです。だから、土日だけマンションを借りていて、そこで寝泊まりして活動していたんです。初めてそのマンションに行く時は、駅から歩きながら、「どこどこ?どのマンション?」ってワクワクしました。マンションに着いてからも「めっちゃ広い!」ってすごい駆け回ったり。
中江:しかも、場所が面白いところだったんですよ。南砂町で。「どこ?ここ?」ってなりました。
庄司:しかもバスを逃すと駅から歩いて30分くらいかかるんです。キャリーケースをガラガラしながら、レッスン終わりにアイスを食べて。
中江:一緒に川の字になって寝てたし。それも楽しかった。
山邊:最初は南砂町で、そのあと、月島だったんですよ。毎年みんなでクリスマスパーティーをして、プレゼント交換をして。いい思い出です。
中江:まだ12歳くらいだったから、ひとみは特にホームシックがひどくて「寂しい」ってなっちゃって。
山邊:そうそう。「ひとみがいない!」って、みんなで部屋の中を探してクローゼットを開けたら、真っ暗なクローゼットの中で「宮城に帰りた~い」って泣いているんですよ(笑)。
中江:「そうだよな」って思いながら、自分はなんでケロっとしているんだろうって思ったり。泊まりがちょっと続いたことがあったんですけど、その時のことだと思うんですよ。きっと、ひとみはそんなに地元から離れることがなかったから、寂しくなっちゃったんでしょうね。それもだんだんなくなって、今では東京の人ですね(笑)。
▲新井ひとみ
――ひとみちゃん、東京の人になった自覚ある?
新井:う~~ん……でも地元が一番。今でも寂しくなりますね。
山邊:今でもたまに泣いているもんね。前に、ひとみからLINEで「べ~さんどこ?」ってきて「電車乗ってるよ」って返事したら、「宮城に帰りたすぎて、電車の中でひとりで泣いてる~」って言うんです。お正月とかに帰省したあとって、寂しくなっちゃいますよね。そういう時期だったみたいで。結局、あまり変わってない(笑)。
中江:ひとみは地元愛が強めなんです。
――地元愛がすごく強いという気持ちで「東京に恋をした」という歌詞を歌うっていうのがいいですよね。歌詞には描いていないところの感情の伝わり方があるというか。
中江:私たちは東京から全部始まったので、東京に対してもすごく愛が強いし、「恋をした」という言葉がぴったり。
――早くライブで見て欲しいね。
中江:はい。今、「復刻版!定期ライブ」というのをMt.RAINIER HALL PLEASURE PLEASUREでやっているんです。昔、オリジナル曲がまだそんなになかった時代に、先輩グループの曲をカバーしてやってたライブがあるんです。それを今復刻して、その通りにセットリストを復刻してやっているんですよ。
――それは面白い!
中江:振り起しをみんなでしているんですけど、「こういう曲やってたね!」って、今改めてすごく懐かしくて。でも5月26日から、内容をリニューアルして「新*定期ライブ」がはじまるんです。8月には3DAYSもやらせてもらうんですよ。ライブがたくさんなので嬉しいです。ぜひお時間合えばたくさんの方に見に来ていただけたらいいなと思います。
取材・文●大橋美貴子
また、東京女子流とビッグエコー池袋駅東口店のコラボキャンぺーンが3月7日(水)よりスタート。ここでしか観られない映像が楽しめるコラボルームも同日よりOPENする。
【1】歌って当てよう!
DAMで東京女子流の楽曲を歌おう!
抽選でライブチケットやサイン入りポスターなどの豪華賞品をプレゼント!!
DAM★ともにログインの上、下記ページよりエントリーください。
◆https://www.clubdam.com/app/damtomo/eventProject/artist/SelectEntrySong.do?eventProjectCode=P00822
【2】東京女子流オススメメニューを食べよう!!
メンバーのオススメフードをオーダーでオリジナルコースターがゲットできるぞ。
※1品ご注文毎に1枚お渡しいたします。
※コースターの種類はお選びいただけません。
※オーダー数に上限はありません
※ご注文時に「コースター希望」とお伝え下さい
【3】東京女子流コラボルームOPEN!
壁1面が東京女子流で装飾されたスペシャルルーム!
スペシャルコメントやライブ映像など、ここでしか観られない映像も盛りだくさん!
<東京女子流×ビッグエコー池袋駅東口店コラボキャンペーン>
実施期間:2018年3月7日(水)~ 2018年4月30日(月・祝)
実施店:ビッグエコー池袋駅東口店
住所:東京都豊島区南池袋1-25-12プライムスクエア南池袋
TEL:03-5979-7230
※ご予約の受付は電話のみとなります。
リリース情報
2018.2.28 on Sale
[CD+DVD] 2,160円(税込)
AVCD-94001/B
CD
1.ラストロマンス
2.初恋
3.ラストロマンス Nemu remix
DVD
1.ラストロマンス Music Video
2.物足りなかった人たちへの、続きの話。 ~ラストロマンス Making Movie~
[CD only] 1,080円(税込)
2018-02-28 発売
AVCD-94002
1.ラストロマンス
2.初恋
3.ラストロマンス Nemu remix
ライブ・イベント情報
2018.03.02 (金)
LIVE*037『my graduation』
Mt.RAINIER HALL 渋谷PLEASURE PLEASURE
2018.03.23 (金)
LIVE*036『花粉症を吹っ飛ばせ!』
Mt.RAINIER HALL 渋谷PLEASURE PLEASURE
<ロングフリーライブ~東京進行大作戦(番外編!公開PV収録も兼ねてます!)>
2018年3月4日(日)
渋谷 TSUTAYA O-EAST
<@JAM×TALE in Hong Kong 2018>
3月10日(土)、11日(日) 香港 MUSIC ZONE @ E-Max
<東海アイドル万博2018>
2018年4月1日(日)
会場:名古屋DIAMOND HALL
愛知県名古屋市中区新栄2丁目1-9 雲竜フレックスビル西館
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