メアリー・J.ブライジ、アカデミー賞初の快挙

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メアリー・J.ブライジが映画『Mudbound(マッドバウンド 哀しき友情)』により、第90回アカデミー賞で助演女優賞と主題歌賞の2部門の候補に挙がり、同アワーズ史上初の快挙を成し遂げた。

◆メアリー・J.ブライジ画像

アカデミー賞ではこれまで、出演した俳優/女優がテーマ・ソングも歌い、彼らの演技と楽曲が同時にそれぞれのカテゴリーでノミネートされたことはあったが、主題歌賞は作詞作曲家へ贈られるため、パフォーマーである俳優/女優自身が候補に挙がったわけではなかった。

ブライジは、主題歌賞にノミネートされた『Mudbound』のテーマ・ソング「Mighty River」のパフォーマーだけでなくライターの1人でもあり、アカデミー史上初めて、演技/音楽両部門で同時にノミネートされた人物となった。

ブライジはノミネーション発表のあとしばらく、「大声を上げ、叫び、泣きそうだった」という。

ブライジは、受賞は逃したものの、今月初め開催されたゴールデン・グローブ賞でも助演女優賞と主題歌賞の両方で候補に挙がっていた。

第90回アカデミー賞は3月4日に開催される。今年はギレルモ・デル・トロ監督の『The Shape Of Water(シェイプ・オブ・ウォーター)』が最多の13部門にノミネートされている。

Ako Suzuki

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