ドレスコーズ、「三文オペラ」がCDとLPで5月9日に数量限定販売決定
本日より公演がスタートするKAAT神奈川芸術劇場プロデュース“三文オペラ”の開催を記念し、音楽監督の志磨遼平が手掛ける「ドレスコーズの《三文オペラ》」が、CDとLP形態で5月9日に発売することが決定した。
“三文オペラ”はベルトルト・ブレヒトとクルト・ヴァイルによる古典スタンダードナンバーの音楽劇であるが、今作は、いまだかつて誰も見たことがない音楽劇と銘打って、演出・上演台本を谷賢一、音楽監督を志磨遼平、演奏をドレスコーズが担当しKAAT神奈川芸術劇場で本日より上演される。そして、志磨のアプローチでアレンジした “三文オペラ”の音楽がドレスコーズの生演奏で披露される。演劇ファンにもまだ知らない方もきっと新しい体験となることであろう。
「ドレスコーズの《三文オペラ》」はCDとLPで数量限定販売となり、KING e-SHOP(http://kingeshop.jp/thedresscodes-3opera)で、本日より予約スタートした。なおLPにはダウンロードコードが付く予定だ。
音楽監督・志磨遼平 コメント
ドイツの劇作家、ベルトルト・ブレヒトと作曲家のクルト・ヴァイルが生んだ本作は『20世紀演劇の聖典』であり、世界中で数えきれないほどの演劇人や音楽家が取り上げてきた名作中の名作であります。
私と谷賢一は、本作の舞台を“資本主義社会が崩壊した近未来の日本”に移し、より作品の本質へと迫ることに尽力しました。この《三文オペラ》が描いた当時(1928年)のヨーロッパの混乱は、現代社会の不穏な空気とあまりに酷似しています。これが今《三文オペラ》を上演する意義であり、私が昨年発表したオリジナル・アルバム『平凡』との共時性です(偶然にも台本に書かれていた設定は『平凡』と驚くほど似通ったものでした)。
クルト・ヴァイルによって90年前に書かれたスコアをリメイクした本作は、私のキャリアにおける初のカヴァー・アルバムであると同時に、前作『平凡』の続編でもあります。
なお、劇中で素晴らしいキャストたちによって歌われる日本語詞は、ブレヒトの原詞から私が “超訳” したもので、今回発表されるレコーディング盤では私が歌唱いたします。
ドレスコーズの《三文オペラ》。全21曲の新作にどうかご期待ください。
「ドレスコーズの《三文オペラ》」
形態:CD/LP
定価:CD¥3000+税 LP¥4000+税
収録曲:全21曲(予定)
購入方法:http://kingeshop.jp/thedresscodes-3opera まで
※数量限定販売となりますのでご予約はお早めにお願いします。
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「三文オペラ」 情報
演出・上演台本:谷 賢一
音楽監督:志磨 遼平(ドレスコーズ)
【出演】
松岡 充
吉本 実憂
峯岸 みなみ
貴城 けい
村岡 希美
高橋 和也
白井 晃
青柳 塁斗、相川 忍、今村 洋一、小出 奈央、小角 まや奈良坂 潤紀、西岡 未央、野坂 弘、早瀬 マミ、平川 和宏峰崎 亮介、森山 大輔、和田 武
【MUSICIAN】
ドレスコーズ ほか
【公演日程】
2018年1月23日(火)〜2月4日(日) KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
2月10日(土)札幌市教育文化会館 大ホール
◆ドレスコーズ オフィシャルサイト
この記事の関連情報
ドレスコーズ、過去最大規模のツアー開催決定
ドレスコーズ、『1』LP 10th Anniversary Reissueリリース記念でオールナイトイベント開催
クリープハイプ、現メンバー15周年記念プレイリスト企画第6弾に松居大悟、ドレスコーズの志磨遼平、アンジュルムの伊勢鈴蘭
ドレスコーズ、ソロ活動になった当時の思いを語る映像公開
ドレスコーズ、アルバム『1』10周年記念アナログLPリイシュー盤発売&ツアー開催決定
【鼎談】須賀健太×荒牧慶彦×志磨遼平(ドレスコーズ)、「『奪われた僕たち』という作品の解像度が上がった」
ドレスコーズ、須賀健太・荒牧慶彦W主演ドラマ主題歌の新曲「キラー・タンゴ」リリース&Audio Video公開
ドレスコーズ、新曲「キラー・タンゴ」リリース決定。ドラマ『奪われた僕たち』主題歌にも起用
ドレスコーズ、新曲が須賀健太&荒牧慶彦W主演ドラマ『奪われた僕たち』主題歌に