わーすた、「“信じて大丈夫”と思ってもらえるように頑張ります！」

2018.1.9 14:14

わーすたが、1月8日に東京マイナビBLITZ赤坂にて＜わーすた LIVE TOUR 2017 パラドックスワールド＞ツアーファイナル公演を行った。

◆ライブ画像

本ツアーは2017年10月22日の仙台公演を皮切りにスタートし、埼玉・北海道・広島・名古屋・神戸・福岡・大阪・東京と9都市を2017年〜2018年と年を跨ぎつつ開催された。

ライブはツアーのタイトル曲でもある「最上級ぱらどっくす」から始まる。この楽曲ではわーしっぷ（わーすたファンの呼称）によって今ツアー中に作り上げられた独特な応援コールが巻き起こり、会場全体で歌ってライブがはじまるという最高の幕開けとなった。メンバーはこの日何度も「今日が本当に本当にツアーラストなので、もっと声を聞かせて！」と会場を煽った。

ライブ構成は「パラドックスワールド」というタイトルに因み、分かりやすい“パラドックス＝矛盾”がセットリストや演出の細部にちりばめられている。普段は歌割りが少ないパフォーマンスメンバーである坂元葉月、松田美里、小玉梨々華がリードボーカルを取ったパフォーマンスを披露したり、“わーすた＝KAWAII”というイメージを覆すかのようなキレキレのダンスパートでかっこいいわーすたを見せたり、はたまたメタルアレンジを施しメンバー全員でヘッドバンキングでパフォーマンスを行う楽曲など、終始飽きさせない内容となっていた。そして最終公演では、今までのツアーの型となっていた内容を更にガラッと変えるアレンジで、アカペラ歌唱で「Stay with me baby」も披露した。

初披露された新曲「WELCOME TO DREAM」では、アンコール一曲目から新衣装に身を包んだメンバーが登場し、初披露とは思えない高い完成度のパフォーマンスを披露。この「WELCOME TO DREAM」はテレビ東京系アニメ『アイドルタイムプリパラ』2018年1月〜3月のエンディングテーマソングに起用されている。新曲披露にメンバーは「今日が初披露となりました！実はこの楽曲過去作品の『Just be yourself』、『最上級ぱらどっくす』の歌詞で歌ってきたことの答えとなる集大成の楽曲なんです」と楽曲説明を添えた。

ツアーファイナルと言うことでメンバーがそれぞれ思いを語る場面も。三品瑠香は「ツアーが始まるにあたり、”パラドックス”というコンセプトをもとにたくさん考えていったステージを楽しいと言ってくれてうれしいです。みんなに向けて自分がすごく楽しく歌えていることが幸せでした」、小玉梨々華は「わーしっぷのみんなが楽しくなってもらえることだけを考えて作り上げてきたステージでした。皆さんに見てもらえたことがうれしかったです。ファイナルを皆さんと迎えることができて幸せです。2018年もわーすたのことを見ていてほしいです。」、松田美里は「9都市のツアーを終えて、早いなあ、と思っています。地方の公演でたくさんの方に出会えた。ツアーを通して作り上げてきたものが詰め込まれた集大成の東京で素敵な景色が見れました。こんな幸せな気持ちになるとは予想以上でした！」と素直な気持ちを伝える。

そして坂元葉月は「この今日のライブが誰かにとってかけがえのないものになっていたり、誰かの支えになっていたらいいなと思います。一番にわーしっぷのことを考えて、もっとわーすたを好きになってもらえるように進化していきたいと思います。」、廣川奈々聖は「全部出し切って、皆さんの顔を見ることができて、ここでファイナルを迎えることができてよかったです。終わってほしくないなと、思います。自分としてもグループとしても成長できてなと感じるツアーでした。“わーすたを信じて大丈夫、これからも応援できるグループだな”と思ってもらえるように頑張ります。」と決意を述べた。

ライブを締める各メンバーのMCではこの3ヶ月に渡るツアーを思い出す様に、メンバー一人一人が言葉を選びながら、ここまで応援してくれたわーしっぷへ感謝の気持ちを丁寧に伝えてくれた。純粋な気持ちが乗ったMCになっており、会場は一気に温かい雰囲気に包まれた。そして最後に「わーしっぷともっと素敵な景色をみたいので、ついてきてくださいね。」と最後までファンを思ったMCを届けた。