ネヴァーモア/サンクチュアリのウォーレル・デイン、死去
ネヴァーモアやサンクチュアリのヴォーカリストだったウォーレル・デインが水曜日(12月13日)亡くなった。心臓発作を起こしたと伝えられている。まだ56歳だった。
◆ウォーレル・デイン画像
デインはレコーディングのためブラジル・サンパウロに滞在中で、彼のバック・バンドのギタリスト、Johnny Moraesが同国のニュース・サイトUOLに話したところによると、デインは夜、アパートメントにいる際、発作に襲われ、Moraesが心臓マッサージを施したものの、救急車が到着したときにはすでに死亡していたという。
デインのFacebook等からまだ正式発表はなされていないが、サンクチュアリは「今日、ウォーレル・デインが亡くなったとの知らせで目覚めた。何と言っていいのかさえわからない。30年以上に渡る友人、ブラザー、音楽仲間が亡くなった。いま、俺は完全にショック状態にある」とのコメントを発表した。
また、サンクチュアリのデビュー・アルバム『Refuge Denied』(1988年)に参加したメガデスのデイヴ・ムステインは、「ウォーレルが亡くなったと聞き、ものすごく悲しい。一緒に彼の1stアルバムをレコーディングしたんだ。俺らはファミリーだった。彼は多くの人々にとって大切な存在で、本当に多くの人々が彼を愛していた。彼のレガシーは彼の曲とヴォイスと共に生き続ける」と、追悼した。
デインは9月、2018年前半に2枚目のソロ・アルバムをリリースすると発表したばかりだった。Moraesによると、アルバムは完成間近だったという。
合掌。
Ako Suzuki