知念里奈、デビュー20周年記念ライブに夫がサプライズ登場

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知念里奈が11月30日(木)、東京・国立博物館 平成館大講堂でデビュー20周年を記念した単独公演を行った。

◆ライブ画像

7年半ぶりの単独公演となった本公演では、懐かしいオリジナルナンバーや過去に出演してきたミュージカル「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」の代表曲など17曲を歌唱し、一部公演・二部公演合わせて800人を熱狂させた。また記念すべきこの日を祝うべく様々な豪華ゲストも登場。同じ事務所の先輩であるMAX(一部公演のみ)のほか、ミュージカル界からは中川晃教、そして知念のデビュー曲「DO-DO FOR ME」をたびたび自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で好んでかけているナインティナイン・岡村隆史がトークゲスト(二部公演のみ)として登場。ラストにはミュージカル界のプリンスと称され、2016年に知念の夫となった井上芳雄が飛び入りで参加した。

公演前に行った会見で知念は20周年を迎えたことについて「あっという間だった。歌って踊る昔の曲から、ミュージカルなど今歌っている曲まで、幅広く歌える場がいただけてうれしい」とコメント。ゲストの中川晃教との共演に関しては「最高のプレゼント!歌手からミュージカルの世界に入った者同士です。幸せ」と感激の様子を見せる。岡村隆史との共演に関しては「デビュー曲をずっと愛してくださっています。ラジオでも、新曲ではなくいつもデビュー曲を流してくださっていて、岡村さんにとっても20周年といえるはず」と述べた。サプライズゲストであり、夫の井上芳雄とのデュエットに関しては「結婚以来の初デュエット。二人が出会った作品『ミス・サイゴン』のナンバー『SUN & MOON』なので、また惚れ直すかもしれません」と、照れた様子で答えていた。


公演ではトークゲスト岡村隆史が「一曲目から『DO-DO FOR ME』いったやろ」と興奮気味の様子で登場。知念が新曲のプロモーションで何度か岡村のラジオ番組に出演するも、結局かかるのは「DO-DO FOR ME」だったことについて「本当に落ち込んでいた」と振り返る知念に岡村は、「いい曲すぎるんですよ。僕の中では『DO-DO FOR ME』が名曲」と、同曲の魅力を語った。また、三浦大知のダンスに挑戦したテレビ番組の企画について話が及ぶと、知念は岡村に「『DO-DO FOR ME』も踊ってください」とオファーし、岡村は「いつか踊れるような機会があったら踊らせてください」と約束した。さらにここで登場した中川晃教から「ぜひミュージカルにも出演してください」とオファーされると「センターにいるだけでいい」という言葉にまんざらでもなさそうな笑みを浮かべた。

ライブでは、自身のオリジナル曲やミュージカルナンバーを衰えを見せない歌声で披露。「いつかメンバーに入れてほしいと思っていた」という先輩MAXとのコラボレーションでは、MAXのヒットメドレーで特訓を重ねたダンスを見せつけると、中川晃教とのデュエット曲「世界が終わる夜のように」で聴かせた美しいハーモニーと圧巻の歌声には大歓声が沸き起こった。そして本編ラストでは、「“ころばないように 泣かないように イタイ目は見ないように 歩こうなんて きっとつまらない”と歌ってきましたが、転んで泣いてイタイ目を見てきました。私の20年はプレシャス・デリシャスなんだと思いました」と「precious・delicious」を歌い上げた。

アンコールでは「今日は井上芳雄さんが 来てくれてるみたいなんですよ。どうせならヨッシー来ちゃいなよ!」という中川の誘いで、客席から井上芳雄がステージへ。「困るよ」と言いながらも、「全然出るつもりなかったんだけど…」とセーターを脱ぐと知念のグッズTシャツ着ているというくだりには、集まった観客からも大きな笑いが起こった。「ヨッシーがいるんだったら歌っちゃえば?」という中川からの無茶振りに、「私たちは『ミス・サイゴン』で共演しましたけど、一曲素敵な曲があります」と、「SUN & MOON」でデュエットを披露。間奏部分では井上が知念の両手を取り回ってみせるという一幕もあった。

ラストはオールキャストで「DO-DO FOR ME」を再度歌唱。観客総立ちで盛り上がり大団円となった。今後の目標について知念は、「目の前の仕事を一生懸命やっていきたい。自分ではない役を演じるのがとても楽しいと感じるミュージカルはもちろん、今回久しぶりにまた自分の曲も歌ってやっぱり楽しかった」と答えた。


◆知念里奈 オフィシャルサイト
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