aiko、Toshlら競演<岡村隆史のANN歌謡祭>、ラストは全員でXジャンプ

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ナインティナインの岡村隆史がパーソナリティーを務める『岡村隆史のオールナイトニッポン』の番組イベント<岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭 in 横浜アリーナ2017>が、10月29日(日)、神奈川・横浜アリーナにて開催された。

◆<岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭>画像

<岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭>は、1994年から21年半にわたり放送された『ナインティナインのオールナイトニッポン』とこの秋で3周年を迎えた『岡村隆史のオールナイトニッポン』にゆかりのアーティストや音楽を楽しむことができるライブイベントだ。三回目を迎える今回も、全国各地から熱心な番組リスナーらが横浜アリーナに集結した。


定刻の16時30分、恒例の『燃えよドラゴン』のBGMが流れると会場は総立ちに。お馴染みの時報で登場したのは、宇宙船のカプセルに入った岡村隆史だ。永遠の眠りにつく岡村隆史にリスナーたちからは早くも「岡村!」の大コールが巻き起こる。宇宙船のカプセルが起き上がり、岡村が目を覚ますと、大きな爆発音と「岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭 in 横浜アリーナ」のタイトルコールに続いて聴こえてきたイントロは恒例の1曲目「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」。岡村隆史の呼びかけに会場も「ポイズ~ン」の大合唱となった。

続いて登場した知念里奈は“ワチャゴナ”のフレーズで『ナインティナインのオールナイトニッポン』リスナーにとってもお馴染みとなっているデビュー曲「DO-DO FOR ME」で会場を沸かせ、ニューヨークはショートコント「ハプニングバー」、ロバートの秋山竜次は「TOKAKUKA」のパフォーマンス中にTシャツを捲って梅宮辰夫を登場させるという体モノマネショーを披露。岡村がパスタを持って登場し、梅宮に食べさせるというコラボレーションも実現した。





3年連続の登場となるMay J.は、リスナーからの募集で選ばれたポルノグラフィティ「ミュージックアワー」とglobe「FACE」の2曲のカバーに続いて新曲「母と娘の10,000日 ~未来の扉~」を披露。1番を歌い上げるとステージ上段からサプライズゲストの八代亜紀が登場し、会場は大きな歓声に包まれた。May J.とのデュエット曲を聴かせた後は、岡村たっての願いで番組で何度もオンエアされている「残酷な天使のテーゼ」が披露され、思わぬサプライズに場内の熱気もいよいよ高まっていく。

番組のスポンサーでもある高須クリニックの高須克弥院長がカラオケの十八番だという勝新太郎の「座頭市」を歌い上げると、続いては『ナインティナインのオールナイトニッポン』時代から熱烈な番組リスナーとして知られるaikoの登場だ。「番組のヘビーリスナーがついに来てくれた」と岡村も待望の出演となったaikoは、「あたしの向こう」「キラキラ」の2曲に続いて「ボーイフレンド」を披露。イントロに乗って登場した岡村もパフォーマンスに加わり、二人の共演による「ボーイフレンド」に会場は大興奮となった。aikoが番組にゲスト出演した際に「コール&レスポンス教えて欲しいねん」と話していた岡村だが、この日はaikoに続いて自身もコール&レスポンスに挑戦。aikoは「この場所で歌えて嬉しい」と番組への思いを語ると、最後に「ラジオ」を届けステージを締めくくった。




岡村が普段カラオケで熱唱している曲を披露する“岡村隆史SUPER LIVE”では、「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」と「TAXI」、さらにハガキ職人が岡村の人生を綴った替え歌で長渕剛の「乾杯」がしっとりと歌い上げられた。その後サプライズゲストとして4月に番組でお見合い企画を行なったぱいぱいでか美とリスナー代表が登場すると、ぱいぱいでか美からは「岡村さん、あの時は最終的に私を選んでくれたのに、さっぱり連絡がないじゃないですか? どういうことですか?」と詰め寄られる場面も。

続いて登場したToshlが新曲「CRYSTAL MEMORIES」を歌い上げると、ステージに呼び込まれたのは“Takashl”こと岡村隆史だ。Toshlが2016年大晦日の『紅白歌合戦』で実際に着用した衣装をまとって現れた岡村は、「Takashlがすごいギターをぶちかますぜ。びっくりするなよ!」というToshlの呼びかけに続いてアコースティックギターでX JAPANの「紅」を奏で始める。会場にどよめきが起こる中、岡村の「紅だぁ~~~~!!」の声に合わせてバンド演奏がスタート。ToshlとTakashlのコラボレーション実現に興奮が高まる中、さらにToshlのピアノ演奏による「Forever Love」が岡村との共演で披露され、極上のバラードに会場は深い感動に包まれた。



aiko、Toshlとの夢のコラボステージに続いては、岡村の高校時代の親友として番組でもお馴染みの鈴木健介が「もしもピアノが弾けたなら」のパフォーマンスを披露。この日の出演者全員が揃ったエンディングでは、「今年も最後にみんなで一曲歌えればと思ってたんですが」という岡村の言葉に導かれてX JAPAN「X」のイントロが鳴り響き、出演者と観客一体となってのXジャンプで会場の熱気も最高潮に。最後は元ナイナイマネージャーの大谷氏より、第4回となる<岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭>の開催が2018年10月28日(日)に決定したことが発表され、大歓声に包まれてイベントは幕を閉じた。

<オールナイトニッポン50周年 岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭 in 横浜アリーナ2017>

2017年10月29日(日) 神奈川・横浜アリーナ
出演:岡村隆史、aiko、秋山竜次(ロバート)、鈴木健介、高須克弥(高須クリニック)、知念里奈、Toshl(X JAPAN)、ニューヨーク、ホブルディーズ、May J.(岡村隆史以下、50音順)
※シークレットゲスト:八代亜紀、ぱいぱいでか美

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