仲井戸“CHABO”麗市、約束の日比谷野音に響かせた「雨あがりの夜空に」

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仲井戸“CHABO”麗市のバースデイ・ライブ<雨あがりの夜空に 2017>が、67回目の誕生日にあたる10月9日(月)、東京・日比谷野外大音楽堂にて開催された。

◆<雨あがりの夜空に 2017>画像

早川岳晴(B)、河村“カースケ”智康(Dr)、Dr.kyOn(Key)らCHABO BANDの面々に、RCサクセション時代からの盟友である梅津和時(A.Sax)、片山広明(T.Sax)の“BLUE DAY HORNS”が加わった強力な布陣で臨んだ今回のライブ。会場の日比谷野音は、古井戸時代からRCサクセション、忌野清志郎との<GLAD ALL OVER>、そしてCHABO BAND、麗蘭としてのステージなど、これまで何度となく名演が繰り広げられてきた、自身にとってもファンにとっても思い出深い地だ。

全25曲、3時間半近くに及んだこの日のステージでは、最新アルバム『CHABO』収録曲を中心としたソロ楽曲をはじめ、RCサクセション・ナンバーやバンド無期限活動停止後の清志郎との共作を含む名曲の数々を惜しみなく披露。長いキャリアを感じさせながらも現在進行形の魅力が詰まった濃密なライブパフォーマンスに満場のファンが酔いしれた。


忌野清志郎の2006年作『夢助』に収められた共作曲「激しい雨」より“RCサクセションがきこえる RCサクセションが流れてる”の一節が演奏されたライブ終盤、それに続いて「イェー!って言えー!」「OK、チャボ!」と連呼する清志郎の声がSEで流れ、そこからCHABOが「雨あがりの夜空に」のイントロを奏で始めると会場の熱狂も最高潮に。06年、08年と二度にわたって清志郎との共演ライブが企画されていながら、彼の病状悪化のため果たすことが叶わなかった約束の地に、新たな歴史が刻まれた一夜となった。


なお、この日会場で先行販売され即完売となった「雨あがりの夜空に」セルフカバーの7インチ・アナログ盤は、10月18日(水)に一般発売されることが決定している。

<仲井戸”CHABO”麗市67th Birthday LIVE【雨あがりの夜空に 2017】>

2017年10月09日(月・祝)  東京・日比谷野外大音楽堂
CHABO BAND
仲井戸麗市(Vo,G)・早川岳晴(B)・河村“カースケ”智康(Dr)・Dr.kyOn(Key)
With 梅津和時(A.Sax)・片山広明(T.Sax)

7インチレコード『雨あがりの夜空に』

2017年10月18日(水)発売
HR7S070 ¥1,500+税

◆仲井戸“CHABO”麗市 オフィシャルサイト
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