【インタビュー】クレイジーケンバンドが結成20年!CKBのこれまでと、いま、そしてこれから。

ポスト

■予感を信じてハンドルを切っていたら、20年経っていたという感じ

──今回のライブがWOWOWで放送されるという事ですが、見どころは?

横山剣:後半にいくほど、高揚感を感じられるところですね。一番最後の「ガールフレンド」でカーテンコールをしたのですが、この時の花火が忘れられないです。「夏が終わった!」という感じと、「ココからツアーが始まる!」みたいな……。グッときましたね。

──「この曲は聞いてほしい!」みたいなおススメ曲は?

横山剣:「ランタン」です。不人気曲だったんですよ。でも、車とかバイクとかでカスタムした途端に急に人気になるみたいな感じってあるじゃないですか?そんな感じでカスタマイズしたら、ここ最近、人気が高まってきた曲なんです。それと「GT」。今回前半にもってきた事であらためて興奮する曲だなと。あとは「スージー・ウォンの世界」。この曲も、埋もれ曲も甚だしいくらい(笑)。今回、CKBとして新しくレコーディングし直してベスト盤に収録した曲でしたし、97年の香港返還について歌っているのですが、僕らが結成した年でもある。そういう意味で象徴的な曲なんです。


──剣さんにとってこの20年は、どのような時間だったのでしょうか?

横山剣:「コッチの方かな?」という予感に任せてハンドルを切っていたら、20年経っていたという感じですよね。
とりあえず、来年はデビュー20周年で、その次の年はレコード会社移籍10周年、そしてその次はメンバーの3人が生誕60周年(笑)!でも、加山雄三さんやサザン(オールスターズ)、ユーミン(松任谷由実)、(山下)達郎さんが第一線でやられているのを見ると、まだまだチンピラでいられるという安心感と同時に、かっこいいバンドも沢山出てきているので、置いてかれてしまうというハラハラ感もあって、休める日はないなと。でも、それが嬉しくもあります。

──ファンの方へ一言お願いします!

横山剣:いつもご愛好いただき、本当にありがとうございます!ただただ感謝、感謝でございます。ますます皆さんの好奇心をくすぐるような、音楽活動をやっていけたらと思っています。来年も出来ればご一緒できたら嬉しいなと思ってます。イイネ! イイネ! イィーネ!!

取材・文◎カネコヒデシ(BonVoyage)

   ◆   ◆   ◆

バンド結成20周年を記念して、横浜赤レンガ野外特設ステージで行なわれたクレイジーケンバンド結成20周年記念スペシャルライブ『20TH ATTACK! CKB[攻]』は、WOWOWライブにて11月19日(日)に放送予定。

■番組情報

『クレイジーケンバンド結成20周年記念スペシャルライブ 20TH ATTACK! CKB[攻]』
2017年11月19日(日)よる9:00 [WOWOWライブ]
収録日: 2017年9月2日
収録場所: 神奈川 横浜赤レンガパーク野外特設ステージ

■リリース情報

Best Album『CRAZY KEN BAND ALL TIME BEST ALBUM 愛の世界』
発売中
■初回限定盤:(3CD+2DVD) UMCK-9921 ¥7,800+税
■通常盤:(3CD) UMCK-1574/6 ¥3,500+税

この記事をポスト

この記事の関連情報