ニュー・オーダー、ピーター・フックとの訴訟が終結
印税等をめぐり、ピーター・フックとニュー・オーダーの間で起きていた訴訟に決着がついたという。
◆ニュー・オーダー声明
2007年にニュー・オーダーを脱退したフックは、2011年に元バンド・メイトが新会社を設立し、バンドの資産を管理し始めたことにより、印税やマーチャンダイズなどの収益が彼にきちんと支払われなくなったと、2015年、元バンド・メイトを告訴した。
これを受け、ニュー・オーダーは、フックが自身のマーチャンダイズや新バンドのプロモーションにニュー・オーダー/ジョイ・ディヴィジョンの名や音楽を不正に使用していると反論していた。
和解条項は明かされていないが、ニュー・オーダーは水曜日(9月20日)、「元ベーシスト、ピーター・フックとの長期に渡る論争が最終的かつ全面的解決に達した」との声明を発表した。「ジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダーの名は多くのファンにとって大きな意味を持ち、バンドはそのレガシーを守るのは大事なことだと感じた。いまこれらの問題が解決し、バーナード(サムナー)、スティーヴン(モリス)、ジリアン(ギルバート)は、彼らが最も得意とする、音楽を作りライブでパフォーマンスすることを続けられる」
ただ、両者の関係が良くなったわけではないようで、フックのバンド復帰はないだろうと目されている。
Ako Suzuki
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