【インタビュー】わーすた、ノンジャンルでカワいくて誰もが楽しめる“パラドックス”なアイドルワールド
この夏はいろんなイベントに引っ張りだこ。アイドルの枠を超えて活動の幅を広げているわーすた。そんな彼女たちが10月18日には2ndフルアルバム『パラドックスワールド』と4thシングル「最上級ぱらどっくす」を同時リリースする。10月度はDAMのD-PUSHアーティストにも選ばれ、注目度も急上昇中の5人に新作について語ってもらった。
◆わーすた~画像&映像~
■「最上級ぱらどっくす」は“夢カワイイ”ワードでいっぱいになっていて
■世の中の矛盾が可愛らしいので小さい子にも親しんでもらえるんじゃないかな
――10月18日にシングルとアルバムが同時に発売するということですが、まずは4枚目のシングル「最上級ぱらどっくす」の話から聞かせてもらえますか? イントロからワクワクするような曲ですね。
廣川奈々聖(以下、廣川):ありがとうございます。本当に今言っていただいたように、イントロを聴いた瞬間にワクワクするような曲なんです。でも、歌詞はすごく可愛くて。タイトルにもなっているようにパラドックス……矛盾とか逆説がテーマになっています。パラドックスっていうと難しく感じるかもしれませんが、歌詞をよく見ると、この曲がオープニングテーマになっているテレビ東京アニメ『アイドルタイムプリパラ』に沿って、「夢カワイイ」ワードでいっぱいになっていて。世の中の矛盾が可愛らしく表現されています。そういう意味で小さい子にも親しんでもらえる曲になったんじゃないかなと思います。
三品瑠香(以下、三品):最終的にカワイイの秘訣が描かれてる曲なんですよね。可愛くなるためには努力が一番っていう。わかりやすい言葉で「がんばろう!」という気にさせてくれる、まっすぐな歌詞なんですよ。わかりやすくて聴きやすくて、楽しい、疾走感あるとことが私も好きです。
坂元葉月(以下、坂元):最初に歌詞を見ながら音楽を聴いた時に、一回聴いただけだったら「ピーマン?? なんのこと?」みたいな感じだったんです。でも、ちゃんと歌詞を読んで意味を理解していくと、すごい深い曲だなと思って。小さい時に聴くと、楽しい曲だなと思うかもしれないけど、お母さんや大人の方が聴くと「あぁ、こういう意味もあるんだ!」とか、そういう部分でいろんな年代の方に親しみを持ってもらえる曲なんじゃないかなと思います。
松田美里(以下、松田):私はサビの歌詞が特に大好きで。「最上級ぱらどっくす 気にせずに 自分を信じればいい」っていうところが、まっすぐで胸にくる感じ。逆にAメロはこことのギャップで「苦手なピーマン」っていう歌詞が入ってたりして可愛くなっているんですよね。Bメロではセリフっぽくいうところがあるんです。セリフの中でも最上級に可愛いセリフが入っているし、可愛くて「フフっ」て笑っちゃう感じなんですよ。そのセリフを言う時も全力で心を込めて言っているので、たくさんの方に聴いて、楽しんでもらいたいなって思います。
小玉梨々華(以下、小玉):私も最初に聴いた時は、曲調だったり、サビのストレートに来る歌詞は「いい曲だな」って感じたんですけど、それとは逆にAメロの不思議なワードが混じっているところだったり、Bメロのセリフっぽいところがわーすたらしいなって。いい曲でもあるし、ちょっと変わっていて、わーすたっぽさも出ているいい曲ができたなという印象が強かったです。
▲2nd Full album『パラドックス ワールド』[CD+Blu-ray盤]
▲2nd Full album『パラドックス ワールド』[通常盤]
▲4th single「最上級ぱらどっくす」
――カラオケの第一興商が強力プッシュする10月度D-PUSH!アーティストに決定しているから、カラオケで歌う人も結構いそうですね。歌う時のアドバイスは?
松田:Bメロのセリフのところはめちゃめちゃ夢カワに言ってください!「めっっっちゃユメかわになったね!」って言うとアニメ感も出るし、メロディもすごく可愛いので、ノリノリで歌えると思います。二人で歌うと楽しいね?
一同:そうそう。
廣川:私は、レコーディングの時に、アニメ『アイドルタイムプリパラ』の曲なので、アニメっぽく歌ってみようと思って、意識して歌ったんです。自分がそのキャラクターになったような気分で、可愛い感じで歌って欲しいと思います。
三品:サビはしっかり歌うんですけど、Aメロとか「♪たべれたた~」みたいな(笑)、抜ける感じでユルく歌うと可愛く歌える感じがします。
松田:あざとく?
一同:ふふふふ(笑)。
三品:そう! 語尾とかを特に可愛く歌ってほしいんですよね。
松田:そういうところは歌う人の自由で、語尾は上げてもいいし、下げてもいいし、好きに歌って欲しいです。
坂元:気持ちはめちゃめちゃアイドルで歌ってほしい。
▲坂元葉月
――このシングルがリード曲として収録されるアルバム『パラドックスワールド』も完成しましたね。2枚目のアルバムがリリースされる感想は?
廣川:ペースが早いという印象ですね。
坂元:1枚目のアルバム『The World Standard』がリリースされたのが、メジャーデビューをした2016年の5月だったので、そこから1年半くらいなんですよね。
松田:だから、ファンの人もシングルが出るという予想はしていたみたいなんですけど、まさかアルバムが出るとか思わなかったみたいでビックリされましたね。私たちが「お知らせがあります」って発表した時に、「これはシングルでしょう」という予想がたくさんきたんですよ。いやいや、みんなわかってないなって(笑)。
坂元:ダブルだよって(笑)。
▲廣川奈々聖
――嬉しい裏切りだったんですね。
松田:はい。ファンの皆さんも喜んでくれています。あと、今回のアルバムには、ライヴでしか披露していなくて、形になっていない楽曲も入っているんですよ。あと、シングルにはなっていたけど、前回のアルバムには入っていない曲も集めています。1stアルバムリリース後に発表した曲が全部入っているんです。わーすたの楽曲っていろんなジャンルがあるんです。1stアルバムの時もいい意味でゴチャゴチャいろんな曲がありながら統一感もある感じだったんですけど、今回も全然違う楽曲が並んでいるけど、全体として聴くとなぜか統一感があって、楽しいアルバムになっているんじゃないかなと思います。
小玉:楽曲の幅も広がって、また、わーすたの違う一面を感じてもらえる作品になっていると思います。
廣川:ライヴでしか披露したことがない曲って、音源で聴くとまた違う楽しみ方ができると思うので、それを楽しみにしていてもらいたいと思います。
▲松田美里
――曲のタイトルを見ただけでは想像がつかないユニークさもいいですよね。
三品:わーすたの曲って、そうなんですよね(笑)。
坂元:誤字かな?と思うようなタイトルだったり。
廣川:「NEWにゃーくにゃくにゃ水族館2」とかね(笑)。結構楽しんでもらえると思います。
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