尺八がついにソフトウェア音源化、Virtuoso Japanese Series第3弾「SHAKUHACHI」登場

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十三弦箏、津軽三味線と日本の楽器のソフトウェア音源をリリースしてきたSonica InstrumentsのVirtuoso Japanese Series第三弾として、尺八がついにソフトウェア音源化、「SHAKUHACHI」として登場した。発売は8月31日。9月30日までは15% OFFのイントロ価格で提供される。


▲演奏は尺八演奏家の神 令。尺八古典本曲の伝承者としての活動を礎として、国内外のジャンルを超えた、さまざまなアーティストとの共演を精力的に行っている。彼の演奏をスタジオでこだわりのマイク・セッティングとともに、色付けのない高性能マイクアンプからダイレクトに録音している。

朗々と唄い上げる節回し、深くも繊細な息づかい、余白までも聴かせる日本の音の美学。日本を象徴する楽器のひとつである尺八が、Virtuoso Japanese Seriesに仲間入り。Kontakt Instrumentsとして登場した「SHAKUHACHI」は、尺八演奏家による珠玉の演奏を丁寧にキャプチャー。あらゆる奏法を網羅し、音程ごとに細やかに収録しているだけでなく、多くの機能をフィーチャーしている。


▲マルチマイク収録されたサウンドを自在にミックスできるメイン画面。

邦楽管楽器のための演奏メカニズムを新開発。繊細な音から激しい奏法までダイナミックに表現可能。また、音が途切れることなく多彩なアーティキュレーションヘ変化させながら演奏できるキートリガーコネコション機能、アタリや打ち、押しなどの細やかな指づかい奏法を表現可能なレガート&装飾音コントロール、吹きノイズから実音までをコントローラーで変化可能なブロウコントロール、無段階かつ自然に音色変化するエクスプレション・コントロールも搭載。尺八(1尺8寸菅)とともに、2尺3寸菅をハイブリッド化することにより、低音域と音色のバリエーションをカバーしているのも見逃せない。加えて、G2~B5の全音程ピッチを各々に調整可能なチューニング機能により、楽器本来のピッチスケールや演奏者独自のピッチスケールも作成可能だ。


▲キートリガーコネクション機能により、音が途切れることなく、アーティキュレーションがなめらかに接続する。

5種類のフレーズバンクには尺八の特徴的なフレーズを収録。また、収録はマルチマイクで行われており、Direct、Overhead、Room、Stereo Mixを個別に専用Mixerでミキシングして音作りができるのもポイント。24bit/96kHzで録音された生々しく力強いサウンド(製品は24bit/44.1kHzで収録)を存分に味わうことができる。

製品情報

◆SHAKUHACHI
イントロ価格:25,330円(税込) ※イントロ価格での販売終了日:2017年9月30日
通常価格:29,800円(税込)
発売日:2017年8月31日(木)

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