ケリー・オケレケ、新曲はイヤーズ&イヤーズのオリーを迎えたラブソング

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ケリー・オケレケのニューアルバム『ファザーランド』より、新曲「Grounds For Resentment」が公開されている。

◆「Grounds For Resentment」音源

ゲストヴォーカルにイヤーズ&イヤーズのオリー・アレクサンダーを迎えた同新曲は、恋愛における思いが二つの観点から歌われたラブソングだ。「ゲイであることをカミングアウトしている二人のミュージシャンが、隠すことなくお互いにラブソングを歌い合うという前例を作りたかった」というケリーは、楽曲誕生のきっかけについて次のように振り返っている。

「以前オリーが、“ポップ・ミュージックにおけるゲイのミュージシャンの代名詞の用い方”について話しているのを読んで、それってすごく鋭くて賢い観点だって思ったんだ。代名詞っていうのはゲイのアーティストにとって、言わば“最後の辺境”なんだよ。実際にはそれが思いを寄せる同性に向けての曲だったとしても、“彼”という表現を避ける人は多い。オリーいわく、ゲイのミュージシャンが正直に愛や欲望を表現できるようになるには、まだまだ時間がかかるって。だからあえて僕のアルバムに参加してもらって、今までできなかったような正直なデュエットを歌うことにしたんだ」



10月6日(金)にリリースされる『ファザーランド』は、ケリー・オケレケにとって3年ぶり3枚目のオリジナルアルバムとなる作品だ。2016年末に娘のサヴァンナが生まれ、父親になったケリーは、本作について「このアルバムがサヴァンナにとって、父親になる前となった後の関係についてのドキュメントとなるだろうことはよく分かってたよ。僕らはあらゆる答えを持ち合わせているわけではないけど、そうしようと努力してる、それを彼女に分かってもらうのは重要なことだと思ったんだよ」と語っている。


■アルバム情報

サードアルバム『ファザーランド』
2017年10月6日(金)発売
1. Overture
2. Streets Been Talking
3. You Keep On Whispering His Name
4. Capers
5. Grounds For Resentment (feat. Olly Alexander)
6. Yemaya
7. Do U Right
8. Versions Of Us (feat. Corinne Bailey Rae)
9. Portrait
10. Road To Ibadan
11. Savannah
12. The New Year Party
13. Royal Reign

※配信リンク: http://smarturl.it/xvdwcp

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