チャド・クルーガー「ストーン・サワーはニッケルバック・ライト」

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ニッケルバックのフロントマン、チャド・クルーガーが、コリィ・テイラー率いるストーン・サワーを“ニッケルバックのライト版”と批判した。

◆チャド・クルーガー動画

以前、テイラーから意地悪なことを言われたことがあるというクルーガーは、スウェーデンの『Metal Covenant』のインタビューで、ニッケルバックの音楽がどれほど多様か話していて、チクリとやり返した。

「僕らほど多様性を持つバンドはほかに考えられない」と語ったクルーガーは、ジャーナリストに「ほかにいる?」と問い、ストーン・サワーの名が挙がると、こう応えた。「ああ、だって彼らはニッケルバックになろうとしているからね。コリィ・テイラーは以前、メディアで僕に対してすごく意地の悪いことを言った。彼は、ヒット・ソングを作るのは簡単だって言ってた。ああ、だったら見せてくれ。作ってみろ。僕はまだ聴いてない。彼らはオーケーだよ。でも、ニッケルバックほどは良くない。彼らはニッケルバック・ライトみたいだ」

クルーガーはまた、テイラーのもう1つのバンド、スリップノットに対し「彼らはマスクをつけ、飛びまわらなければならなかった。ステージでお互いをぶちのめし、毎晩、マスクつけたままやってて、どうやったらいい音楽になるんだ?」と言い、「音楽に小道具はいらない。音楽は音楽であるべきだ。僕が好きな音楽は、どれもそんな仕掛けを伴っていない。彼はマスクの中に隠れているのに嫌気がさしたんだ。自分を見せたくなったんだよ。だからストーン・サワーを始めたんだ」との持論を展開した。

現在のところ、テイラーからダイレクトな反論はないが、彼は、Twitterユーザーからの「コリィの反応が待てない。でも、ニッケルバックには何も言わず、何も聞かず、何も与えないほうがいい」というつぶやきをリツィートしている。

冗談の対象になったり批判されることも多いが、アルバム・セールスはマンモス級のニッケルバックは先週金曜日(6月16日)、ニュー・アルバム『Feed The Machine』をリリースした。

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Ako Suzuki
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