高橋まこと率いるJET SET BOYS、1年ぶりの2ndアルバムをリリース

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元BOOWYの高橋まこと (Dr)、LA-PPISCHのtatsu (B)、元REBECCAやAUTO-MODの友森昭一 (G)、元SURFACEの椎名慶治 (Vo) からなるJET SET BOYSが、6月14日(水)、2ndアルバム『BIRD EYE』をリリースした。

◆JET SET BOYS画像

セルフタイトルを冠した1stアルバム『JET SET BOYS』以来、およそ1年ぶりのニューアルバムとなる本作には、先行トラック「CRUSH AND BUILD」をはじめとする全12曲が収録。初回生産限定盤には、2016年に開催された1stツアー<JET SET BOYS LIVE TOUR 2016「JET SET BOYS」>よりファイナル公演の模様を収めたDVDも収録される。

収録楽曲には4人のセッションから生まれたナンバーも多数だという本作。高橋まことは、アルバム2作目にして「お互いの意図する部分が言わなくても感じられるようになったと思う」と、次のようにメッセージを寄せている。

   ◆   ◆   ◆

■高橋まこと メッセージ

今回の2作目から何となく、バンドらしく変わってきた感じがするね……。お互いの意図する部分が言わなくても感じれるようになったと思う。

昔懐かしい雰囲気でメンバー皆でひとつの目的に向かっているのが素直に嬉しいね。
今は凄く音楽作りも便利になった。半面、昔は今と違って何もまだ揃っていないからやり直しが大変だったよ。でもその大変だった状況下では努力と裁量が試される緊張感は今に活かされてるよね。

それと俺たちミュージシャンはライブを例えでいうならスポーツの試合に似てるよね! この1点を取らなければゲームオーバー。そのギリギリ感をチーム(メンバー)とオーディエンスと一緒に共感、体感するのがまさにステージでのスポーツじゃない。だからその時だけは一生懸命頑張るしかないしね。

皆は俺のことをずっと8ビートの代名詞と言ってくれるけど、本当は凄く大変なんだよ(汗)。笑顔で楽しく叩いてるように見えるけど体力も相当使うし。
疲れてたらオーディエンスも心配するし、連鎖するじゃん。笑顔で楽しけりゃ、自然と乗ってくれるから。見た目は優雅に見えるが水面下で足をジタバタする白鳥だよ……。

俺は、ドラムは上手じゃないし。今の若い連中の方が何十倍も上手いし、カッコいいよ。
俺は不器用だから、必死に一つのことに集中してやっているだけ。
カッコ悪い、でもそのカッコ悪さをカッコ良くしてくれるのは、真面目に一生懸命プレイしている姿が皆に映るからだけだよ……。

今までこうして音楽活動を続けてられるのは、手を抜かず、何事にも一生懸命が周りに伝わってるだけだよ。それが俺の唯一の武器なんだ! 60歳を過ぎたオヤジが汗水垂らして我武者羅に、頑張っている姿が、この時代には必要なんだと思うよ。

俺のような60過ぎのオヤジが若者世代に説教しても伝わらないし。でも一生懸命さは伝わるから。
その一生懸命さを感じ取ってくれればそれだけでいいよ。

メンバーのことになるけど、俺のわがままに快く答えてくれて感謝してる。友森とtatsuに関しては、世代は少し違うけど、同じ景色を見てきていると思っていて、音楽シーンも近いところにいたけれど、椎名は世代も違うし、SURFACEというバンドも俺らがいた音楽シーンとは少し違う角度で活躍してたからね。

そういえば良く周りに、なんでボーカルを椎名慶治にしたの?って聞かれるんだけど、
大人になってからは、愛だ恋だと叫んだり、熱血で青春のようなこと中々出来ないよね。
でも音楽はそれとダイレクトに届けられるカードだし、そのカードを手にしたんだから
凄くありがたいことだし、でもその反面に責任を持って伝えなければならないじゃない。

そう考えるとバンドとしてはそれを伝えられる唯一のパートはボーカルでしょ!
そのボーカルは馬鹿じゃダメなんだよ……。
むしろ馬鹿なふりを出来る奴じゃないといけない。

椎名は俺たちオヤジ世代、そして若者世代を繋ぐメッセンジャーとしては最高のボーカルだよ!

だから彼(椎名慶治)を選んだ本当の真意はそこなんだ。

音楽は未来に残せるものだし、誰かの何かの力になれるものだから。

そろそろ人生の幕の引き方を意識するような歳だし、少なからず俺の人生の背中を見てきた、彼(椎名)や彼ら(次の世代)にはこれからを託したいって思うよ。

いつまで叩けるか分からないけど、もしかしたら明日から叩けなくなるかもしれないし、
自分がもうダメだと思ったら、後悔なくいつでも辞める覚悟は出来てるから。

だから今あるその瞬間を一生懸命やるだけ。

   ◆   ◆   ◆

なお、ニューアルバムのリリースに合わせて、レーベル・オフィシャルサイト(http://www.universal-music.co.jp/jet-set-boys/news/2017/06/12/)ではJET SET BOYSがアルバム収録曲について語ったスペシャルインタビューが公開中。メンバーそれぞれのインタビューも順次公開予定となっている。また、6月25日(日)からは、全国8ヵ所を廻るツアー<JET SET BOYS LIVE TOUR 2017>がスタートする。

■「CRUSH AND BUILD」 ミュージックビデオ
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00101/v12440/v0871400000000548622/?tab=1&second=0&bplay=1


■リリース情報

2nd Album『BIRD EYE』
2017年6月14日(水)発売
・初回生産限定盤 (CD+DVD)
POCS-9164 ¥3,700+税
・通常盤 (CD)
POCS-1593 ¥3,000+税

[CD(全12曲)]
01:BIRD EYE
02:CRUSH AND BUILD
03:OH BABY
04:OK?
05:IT'S JUST A LOVE AFFAIR
06:IT'S CALLED LOVE
07:ONE STEP CLOSER
08:DEAR MERMAID
09:GO AWAY
10:GRAPEFRUITS
11:WHO AM I?
12:FAM

[DVD(35min)] ※初回生産限定盤のみ
JET SET BOYS LIVE TOUR 2016「JET SET BOYS」 2016.7.3 TOKYO-EX THEATER ROPPONGI
・HI!VOIR
・ZIPPER DOWN
・LEVIATHAN
・GET SET
・STRAYED
・IT'S CALLED LOVE
・BAD COMPANY
・PASTA
・THE THEME OF JET SET BOYS

■ライブ情報

<JET SET BOYS LIVE TOUR 2017>
6月25日(日)群馬・高崎club FLEEZ
16:30 OPEN / 17:00 START
(問)DISK GARAGE 050-5533-0888
7月01日(土)千葉・柏DOMe
16:30 OPEN / 17:00 START
(問)DISK GARAGE 050-5533-0888
7月07日(金)宮城・仙台MACANA
18:30 OPEN / 19:00 START
(問)キョードー東北 022-217-7788
7月08日(土)福島・郡山Hip Shot Japan
16:30 OPEN / 17:00 START
(問)郡山Hip Shot Japan 024-921-2007
7月15日(土)福岡・DRUM SON
16:30 OPEN / 17:00 START
(問)キョードー西日本 092-714-0159
7月17日(月・祝)大阪・梅田CLUB QUATTRO
16:00 OPEN / 17:00 START
(問)キョードーインフォメーション 0570-200-888
7月22日(土)愛知・名古屋APOLLO BASE
16:30 OPEN / 17:00 START
(問)ジェイルハウス 052-936-6041
7月29日(土)東京・恵比寿LIQUIDROOM
16:15 OPEN / 17:00 START
(問)DISK GARAGE 050-5533-0888
▼チケット
¥6,000(tax in)
※D代別、3歳以上チケット必要
※席種:オールスタンディング
一般発売日:2017年5月20日(土)

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