【インタビュー】つるの剛士「ライブ後の打ち上げまでが音霊なんです」
2017年の開催が迫る海の家ライブハウス<OTODAMA SEA STUDIO>。13回目の夏を迎える今回は、会場を神奈川県三浦市・三浦海岸へと移し、新たなビーチで73日間にわたって熱いライブが繰り広げられる。
◆クレイ勇輝×つるの剛士 画像
BARKSでは6月30日(金)の開幕に向け、プロデューサーであるクレイ勇輝と出演アーティストによるスペシャル対談をお届けする。今回登場するのは、つるの剛士。湘南在住で“ふじさわ観光親善大使”も務める彼は、逗子、由比ケ浜に続き、今回の三浦海岸ですべての音霊を経験することになる。この夏にかける思いから自身の新たなチャレンジまで、海辺を愛する男たちの話は尽きない。
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■音霊といえば夏の風物詩
クレイ勇輝(以下、クレイ):僕ら結構、一緒にライブやってますよね? 音霊で印象に残ってるのは、つるのくんとキマグレンと、海援隊?
つるの剛士(以下、つるの):そうそう、みんなで一緒に歌ったねー! アンコールで「贈る言葉」歌ったんじゃなかったっけ? 武田鉄矢さん、ライブ前まで浜辺でひなたぼっこしてて、海から出てきたもんね! まさに海援隊だった(笑)。
クレイ:お客さんも満足してくれたと思うし、僕らは一緒にできたことが大感動でしたよね! あれは逗子海岸の頃だけど、つるのくんは由比ケ浜も何度か出てくれて。
つるの:逗子はキマグレンのホームだから、クレイくんが作り上げてきた歴史を感じられる場所だったね。それが由比ケ浜に移って、僕の家から近くなったなぁって(笑)。でも不思議なんだよね。浜は変わったのに、ステージとか楽屋の雰囲気は変わってない。あのライブセットってどうしてるの?
クレイ:夏が終わったら解体して保管して、次の夏にまた出します。会場が由比ケ浜に移ったとき、ちょっと大きくなったでしょ? 今年の三浦は、さらに大きくなるんですよ!
つるの:そうなの!? でも大丈夫? しくじってない(笑)?
クレイ:大丈夫です(笑)。
つるの:僕も<つるロックフェス>を主催したことがあるんですよ。またやりたいとは思うけど、やっぱり大きいライブはいろいろ大変だなぁと痛感して……。楽しかったもんだから、ファンの子たちも「またやってください!」って言うんだけど、簡単に言うんじゃねーよって(笑)。毎年やるってほんとすごいよ。なんで三浦なの? 僕は「ふじさわ観光親善大使」だし、江ノ島でやってくれれば共同で何かできるのに。
クレイ:やりましょうよ! ……って、また簡単に言うけど(笑)。三浦は、環境がいいんですよ。ただ純粋に海と音楽を楽しむには、僕のイメージにピッタリなんですよね。
つるの:なるほどね。今年は江ノ島から三浦までSUP(スタンドアップパドルサーフィン)で行こうかな。海から現れたらおもしろいじゃない(笑)。
クレイ:どれくらいかかるんですかね? SUPで来ても全然いいですよ、ライブ時間に間に合ってくれれば(笑)。でも機材積むのはムリじゃないですか?
つるの:沈むでしょ! SUPでなんて行かないよ(笑)。毎年、音霊はキャンピングカーで行ってるの。Seacandlesのバンドメンバー乗っけて、ライブ終わったらみんなで打ち上げをするってところまでが僕らの音霊なんですよ!
クレイ:いいっすね! 今年はどんなライブやりたいですか?
つるの:毎年なんですけど、Seacandlesと一緒にがちゃーんとしたいかな。普段はバラードを歌ってることが多いから、たまにはギターを持ってワーッと発散したくなっちゃうのよ。音霊といえば、夏の風物詩じゃない。新しい場所から見える景色も全然違うだろうし、今から楽しみだねー!
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