豊富な入出力を搭載、iOSやAndroidもつなげる次世代オーディオインターフェイス ARTURIA「AudioFuse」ついにリリース
2015年のNAMM SHOWで発表され、発売が待たれていたARTURIAのオーディオインターフェイス「AudioFuse」がついに登場。Deep Black、Classic Silver、Space Grey、3色のラインナップで6月上旬より発売される。
妥協のないプロフェッショナル・サウンド、ハードな使用に耐える堅牢なつくり、思い通りに使いこなせるわかりやすい操作性、あらゆる機器を接続でき、そしてどこででも使える機動性の高さ。こうした要望を実現するべく誕生したのが、「AudioFuse」だ。マイクや楽器はもちろん、ターンテーブル、スタジオ機器、Mac、PC、Linux、タブレット、iOSやAndroidのスマートフォンまでつなげたいものをなんでも接続可能。バスパワー駆動でどこへでも持っていけるオーディオインターフェイスとなっている。
▲カラーバリエーションはDeep Black、Classic Silver、Space Greyの3色を用意。移動中の衝撃にも安心のハードカバーも付属。写真下はカバーを付けた状態。側面のレザーが個性的。
各コンポーネントの性能を完全に引き出すべくマイク・プリアンプは1から設計。アナログ全盛期の定番設計からヒントを得て、それを最新のディスクリート・パーツで最大限に改良した「DiscretePRO」マイク・プリアンプは、あらゆるニュアンスの演奏も正確に、極めてピュアに収録。フラットな周波数特性で、可能な限り原音そのままのサウンドが得られる。
▲フロントパネルにはXLRと1/4インチTRSのコンボジャックによる入力×2と、ステレオミニ&標準ステレオのヘッドホンジャックをそれぞれ2つ配置。リアパネルにはMIDI入出力(ミニ端子)、ワードクロック/SPDIF、ADAT、USBハブ、インサート、フォノ(RCA)、標準サイズのスピーカー出力2組分、アナログ入力×2を用意。
豊富な入出力は大きな魅力。DiscretePROマイク・プリアンプ×2、RIAAフォノ・プリアンプ×2を搭載。アナログ入力はマイク/インストゥルメント/ライン(XLR/TRSコンボ・ジャック×2)、フォノ/ライン(RCA、1/4 インチTRS各×2)の4系統、アナログ出力は1/4インチTRS×4で、24ビットのAD/DAコンバータ(最高192kHz)を搭載。外部エフェクトをつなげるインサート端子×2やADAT、ワードクロック、MIDI入出力も備える。また、アナログ・ソフト・クリッピング機能も搭載。マスターとモニター・ミックス・チャンネルは分離可能で、トークバック機能(マイク内蔵)やA/Bスピーカー切り替えスイッチ、ダイレクト・モニタリング機能、3ポートのUSBハブをアルミ製シャシーに搭載。レザー・カバリング付きハードトップ・カバーも付属する。
製品情報
価格:90,000円(税別)
発売日:2017年6月上旬
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